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PICK UP : 2011 年

 

2011年12月20日掲載

「チーム・バチスタの栄光」の著者 海堂尊氏が未来の医療を語る 一般公開シンポジウム「未来の医療と社会」を開催

 12月17日(土)、キャンパスプラザ京都において、立命館大学と関西医科大学の共催により、海堂尊氏(独立行政法人放射線医学総合研究所 重粒子医科学センターAi情報研究推進室 室長)をお招きして、一般公開シンポジウム「未来の医療と社会」を開催した。

 海堂尊氏は、作家として創作活動を行うとともに、医師としての立場から、医療現場の課題と解決について積極的に社会に提言されている。シンポジウムでは、少子高齢化がもたらす社会と医療現場で生じる問題、医学教育の必要性、小説家として医療を伝える意味などについて幅広くご講演いただいた。
 海堂氏の基調講演では、分析機器や画像診断を例に挙げながら、「工学」は「医療と社会を支える基盤」であり、現代医療は工学抜きでは成立しないこと、今後、工学をはじめとしたライフサイエンス分野との緊密な連携による医療の更なる発展に期待の言葉を述べられた。また、海堂氏が提唱するAi(死亡時画像診断)導入についてもスライドを使ってわかりやすく説明しながら、市民一人一人が医療に関心を持ち、現代医療の課題に対してより市民の声を発信していくことが重要です、とのメッセージが来場者の皆さんに送られた。
 パネルディスカッションでは、「未来の医療を創造するライスサイエンスへの期待」をテーマに、海堂氏の基調講演やパネリストの話を受け、来場者も含めた活発な質疑応答が行なわれた。日本は少子化社会を迎えることから、今後、個人は文系・理系という枠にとらわれることなく学び、医療は幅広い学問分野と連携することが必要であり、人材育成の大きな課題のひとつとして挙げられた。

 この他、谷口吉弘 立命館大学総長特別補佐による、本シンポジウムの主催事業である文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」選定事業「理工医薬融合型ライフサイエンス高度専門教育システムの創成」の取組紹介も行われ、本事業が提起する医学を包括するライフサイエンス分野の大学院教育や事業実績について報告を行った。

 当日は、約300名の来場者で会場は満席となり、大変な活気に包まれた。本シンポジウムを通じ、大学における医学を含めたライフサイエンス教育や人材育成の重要性について考える貴重な機会となった。

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