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PICK UP : 2011 年

2011
 

2011年12月14日掲載

プリーモ・レーヴィがアウシュヴィッツから持ち帰った囚人用上着を日本初公開

 12月13日(火)~12月17日(土)、立命館大学国際平和ミュージアムにおいて、特別展「プリーモ・レーヴィ-アウシュヴィッツを考えぬいた作家-」の特別展示として、プリーモ・レーヴィ(1919-1987 化学者、作家)がアウシュヴィッツから持ち帰った囚人用の上着を日本初公開している。

 ユダヤ系イタリア人としてアウシュヴィッツに送られ、奇跡的に生還したレーヴィは、アウシュヴィッツの地獄を冷静に記録すると同時に、地獄を体験した後の困難な生を描き、さらにはアウシュヴィッツの意味を生涯にわたり問い続けた。深い洞察に満ちた彼の作品や証言は、人間の暴力性とそこからの回復を考える際の貴重な手がかりとして日本でも思想家や芸術家を始め多くの人々に影響を与えている。
 レーヴィが持ち帰った上着は、いわゆる横縞の囚人服ではない。一見すると普通のジャケットだが、背中に囚人服の縞地の生地が縫い付けてあり、アウシュヴィッツから持ち帰ったものであることがわかる。アウシュヴィッツの最後の頃に囚人服の布地が不足し、代用として一般の衣服に趣旨をつけて支給した、極めて珍しい資料である。

 本展示を通して、証言者としてのレーヴィが伝えたかったことに触れ、平和について考える機会になればと考えている。

開催期間:2011年12月13日(火)~12月17日(土)
     ※同期間中、毎回13:00から短時間、学芸員が展示解説を行なう。
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)

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