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PICK UP : 2011 年

2011
 

2011年06月17日掲載

京都をテーマとしたロリータ服「京都×ロリータ」デザインコンテスト開催

 6月4日(土)、京都リサーチパーク町家スタジオにて、京都をテーマとしたロリータ服「京ロリ」のデザインコンテストが開催された。このコンテストは、細井浩一・映像学部教授のゼミ学生らが『ロリータ服』と呼ばれる若者の新しいファッション文化と京都の和装文化に着目し、地域活性化を目的とした活動の一環として開催したものである。

 コンテストには全国から45点の応募があり、この日は1次審査を通過した15点の作品が披露された。応募者の多くはロリータ服姿で参加し、西陣織とロリータ服とがブレンドされたそれぞれの作品の特徴や見所などを、パワーポイントを用いてアピール。審査後にはお茶会が行われ、参加者には京菓子司老松による『特製ロリータ和菓子』が振舞われた。

 参加した京都の大学生は、「伝統文化が根付く『京都』と若者の新しいファッション文化である『ロリータ』という、一見相容れない2つのテーマがこのような形で融合できる可能性が発見できたことが面白かった」と語った。細井教授は、「コンテンツをベースとしたビジネスモデルは日本が誇るべき強み。かつてから和装ファッションの中心地だった西陣で、新たなビジネスを作り出すことによって地域活性化を促進するチャンスになれば」と期待を寄せていた。

 最優秀賞には、西京区の服飾専門学校生2年の山口真由子さんの「あめロリ-はんなり京都飴-」が選ばれた。この作品は、西陣織で製品に仕上げられ、今秋には、京都市内にて一般公開を予定している。

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