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PICK UP : 2010 年

2010
 

2010年11月07日掲載

「学生と市内企業のマッチング事業」~学生の市内企業への定着促進に向けて~

 10月29日(金)、びわこ・くさつキャンパスにおいて、「学生と市内企業のマッチング事業」を開催した。これは、草津市が事務局を務め、産学官連携による地元企業支援を行っている「大津・草津地域産業活性化協議会」が立命館大学と協働して行ったもので、経営学部の黒木正樹教授が担当する「ベンチャービジネス論」講義に地元企業の経営者を迎え、現在の取り組みなどについて直接学生に向けて発信し、地元へ人材を誘導、定着させることをねらいとしている。

 今回は、株式会社伊之商代表取締役である井上昇氏を講師に、現在のビジネスの内容や自らの体験談、考え方を講演、当日は経営学部の2、3回生を中心に、約300名出席し、熱心に講演を聴いていた。

 井上氏は、自社で開発・製造・販売を手掛けた太陽光照明システム「スカイライトチューブ」についてのプレゼンテーションを行い、学生たちにビジネスのノウハウを伝えた。
井上氏は「『天気の良い日でも明かりをつけなければならない』という消費者からの悩みを元に、太陽光を直接、照明にできないかと考えたことが太陽光照明システム開発のきっかけだった」と語った。10年の歳月をかけてオーストラリアのソーラチューブが開発した太陽光採光システムを参考に、日本の家屋に適したスカイライトチューブを開発した。

 スカイライトチューブとは、屋根面より採光する照明装置で、太陽光を朝から夕方まで効率よくキャッチして室内に紫外線をカットした柔らかい自然光を届けることができるのが特徴だ。スカイライトチューブを家庭で使っている消費者からは、昼間は電気代を節約でき、また光の加減で室内でも時間の変化を感じることができると好評だという。省エネ手段として産業分野での設置も進んでおり、実際に保育園やコンビニなどでも取り入れられている。2008年1月には、毎日放送の情報番組で「まちの電気屋さんがつくった太陽光照明」として放送もされ、公演中に番組のVTRを学生たちに見せることによって、太陽光照明というものがどういったものかをわかりやすく伝えた。

 井上氏は最後に「ゼロからものをつくり出すためには様々な力が必要。人との出会いから様々なことを学び、やりたいことに対して強い思いを持つことを忘れないでほしい。人間の価値はどう育ったかではなく、どう生き抜いたかで決まる。君たち自身の手で幸せをつかみ取ってほしい。」と語った。

 講演後は、学生たちから多くの質問があり、最後まで白熱した講義となった。

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