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PICK UP : 2011 年

2011
 

2011年02月04日掲載

国際シンポジウム『新しい平和学の構築に向けて:紛争地における和解志向ガバナンスと持続可能な平和の構築』を開催

 1月14日(金)・15日(土)、衣笠キャンパスにおいて、国際関係研究科および国際関係研究科大学院教育改革支援事業「国際協力の即戦力となる人材育成プログラム」が共催する国際シンポジウム『新しい平和学の構築に向けて:紛争地における和解志向ガバナンスと持続可能な平和の構築』を開催した。

 国際社会は過去10年ほどの間に、武力紛争発生の原因に対処しつつ、紛争当事者間の「和解」促進に取組んできた。本シンポジウムは、こうした「和解」の取り組みが、どれだけ紛争地の平和に資してきたかについて、主要な紛争地における事例報告をもとに検討し、今後の平和構築支援ならびに平和研究の課題を提起した。

 シンポジウム1日目のセッション1「持続可能な平和構築の課題」では、東南アジアやアフリカの各紛争地を対象とする地域研究の成果をもとに、現地社会の文脈からみた紛争発生の諸要因を整理・検討した。セッション2「国際社会の『平和構築』実践」では、平和構築の実務者と研究者の報告から、これらの原因に対処してきた国際社会による「平和構築」の実践例を概観し、「持続可能な平和」を妨げる諸問題を検討した。

 2日目のセッション3「和解志向のガバナンスにむけて」では、前日のセッションをふまえて紛争当事者間における広義の「和解」を促進することで紛争の再発を阻止しようとする近年の新しいアプローチの中から、「移行期正義」の取組みを取り上げた。また、その実務と理論に通じた国内外の研究者の報告を通じ、その可能性と課題について検討した。最後にセッション4では、これまでの報告・検討とフロアからの意見も含めた幅広い議論をもとに、現地社会の「和解」を基軸とした、新たな平和構築に関わるガバナンスの方向性を展望した。

 シンポジウムには学内外、国内外から、学生、研究者など国際色豊かな参加者が集い、熱気のある議論を展開した。また、多くの国際関係研究科院生が参加し、第4セッションでは、三藤悠子さん(国際関係研究科M2)も討論者として登壇するなど、院生の研究推進やキャリア形成にとっても貴重な機会となった。

 2日間の議論で得られた知見は、国際関係研究科における今後の研究・教育推進に大いに活かされていく。

国際関係研究科ウェブサイト

大学院教育改革支援事業「国際協力の即戦力となる人材育成プログラム」ウェブサイト

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