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PICK UP : 2010 年

 

2010年12月16日掲載

「ドイツ統一から激動の20年を振り返る」日独交流150周年記念公演会開催

 12月8日(水)、衣笠キャンパスにて、ヴォルフガング・ティールゼ氏・ドイツ連邦議会副議長を講師に迎え、「ドイツ再統一の20年-回顧と総括」と題して日独交流150周年記念講演会を開催した。この講演会は、2011年に日独交流150周年を迎えることを記念して行われる行事の一環として開催するものである。

 ティールゼ氏は、ドイツ統一時、ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)側から統一の現場に関わったものとして、短期間のうちに国の有り様が目まぐるしく変わっていく様子を自身の経験と合わせて語った。世界のどの国でも成し遂げられなかった無血の革命がドイツで成功した背景について、ティールゼ氏は、「民衆や民主化活動家の情熱と努力、そして近隣諸国からの賛同を得られた幸福な経験であった」と述べた。

 また、ティールゼ氏は統一後のドイツ国内における課題についても言及。旧西ドイツと旧東ドイツとの間に未だに存在する給与水準、失業率などの格差問題に触れ、この問題の克服には、旧東ドイツにおいて新たな技術革新や投資の必要性を主張。問題解決への決意を語った。

 ティールゼ氏は、聴講者の質問に答える中で「日独両国は平和に対する責任を負っている」と語り、ドイツはヨーロッパ、日本は東アジア地域において、平和維持のために積極的な活動が求められることを強調した。
 「日独両国でどのような協力関係を築けるか?」との学生からの質問に対しティールゼ氏は、「国連での両国の連携をもっと深めていくべき」と述べ、両国の更なる協力関係の構築に期待を寄せていた。

 当日は、教員と学生合わせて100名以上の聴講者が集まり、ティールゼ氏の熱のこもった講演に聞き入っていた。

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