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PICK UP : 2010 年

2010
 

2010年11月11日掲載

寺山修司の世界観を見る 映像学部「クリエイティブ・リーダーシップ・セミナー」を開催

 10月27日(水)衣笠キャンパスにて、映像学部リレー講義「クリエイティブ・リーダーシップ・セミナー」を開催した。この講義は、映像分野の第一線で活躍しているディレクターやプロデューサー、教授から、その活動やビジネスマインドなどを学ぶ講義である。

 今回は、クリエイティブ・ディレクター、京都造形芸術大学情報デザイン学科長の榎本了壱氏と、株式会社テラヤマ・ワールド代表取締役(『田園に死す』制作者)の九條今日子氏を招き、寺山修司氏監督・脚本の『田園に死す』を上映、寺山氏の世界観に迫った。

 講義は、同じく寺山修司氏監督・脚本の『書を捨てよ町へ出よう(1971)』から始まり、榎本氏と九條氏が寺山氏の軌跡や作品について語った。

 その後、『田園に死す(1974)』を上映した。この作品は、寺山氏の自伝的要素も含まれており、短歌を織り交ぜながら、少年時代の自分自身に会って過去を変えようとする「私」の物語が展開する。

 上映後、榎本氏は「テーマ設定、登場人物の後ろに出てくる突拍子もないキャラクターなど、観客を絶対に飽きさせない映画である。今日でも、『低予算で作られた』世界から高い評価を得ている作品である。」と説明し、「映画の中の寺山氏の自伝的要素に、リアルタイムで映画を製作・進行する様子が描かれている面白さがある」と評価した。

 質疑応答では学生が熱心に質問するなど、寺山修司の世界観を十分に味わえる講義となった。

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