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2007
 

2008年01月11日掲載

立命館大学 大学行政研究・研修センター主催 国際シンポジウム 「海外大学にみる教育力強化の取り組みと職員の果たす役割」を開催

 12月15日(土)、朱雀キャンパスにて立命館大学 大学行政研究・研修センター主催による、国際シンポジウム「海外大学にみる教育力強化の取り組みと職員の果たす役割」を開催し、全国の国公私立大学等110校から300名を超える教職員が参加した。

 大学を取り巻く国内外における競争環境が激化するなか、大学職員に求められる役割が増大し、また高度な知識と能力、専門性が求められている。このことから本シンポジウムでは、現代日本の高等教育にとって重要な課題である「教育の質」を高める取り組みにおいて大学職員がどのような役割を果たすべきかについて焦点が当てられ、第一部では海外調査報告が、第二部では米国における「アカデミック・アドミニストレーター」の仕事について報告が行われた。

 第一部では、まず、本間政雄・立命館副総長、大学行政研究・研修センター長が「米国の大学における教育力強化の取り組みとそのマネジメント」をテーマに報告を行った。その中で、本間副総長は「米国の大学においては、教員評価の仕組み、教育プログラムの評価、学生の学力到達度の検証などの教育力強化の仕組みが構築されており、大学のトップ・マネジメントが教育機関としての役割・使命を最優先している」と述べ、「その意思決定を行うためにデータと事実を収集・分析し政策選択肢を企画立案しトップや教員などの関係者にこれを理解、支持させるのが職員の役割である」と強調した。

 続いて、志磨慶子・立命館大学教学部事務部長が「英国の大学におけるFD活動と職員の果たす役割」について、田尻実・立命館大学教学部次長が「カナダの大学における教育評価活動と職員の果たす役割」について報告を行った。
 
 第二部ではアメリカ・バブソン大学 学生部副部長であるエミール・レザ氏が登壇。徹底した実学主義を貫くバブソン大学は、起業学で全米大学ランキング1位を獲得している。発表の中でレザ氏は「職員が学生の成長に大きく携わる」特殊な事例として、大学内にClass Deans(学年主事)という立場を置くことを紹介。このClass Deanが一括して学生への教学、就職をはじめとする学生生活一般のアドバイスを引き受け、教員とタッグを組み学生の力量向上のための取り組みを行っていると説明した。また「学生が企業家、実務家としての素養をはぐくむためには基礎的な素養を身につけさせた後、挑戦、実践の場を設けることが必要。その場を提供することが大学職員に求められている」と述べた。

 第3部のフロアオープンデイスカッションでは、発表者と聴講者の間で活発な意見交換が行われ、今日求められている大学職員像についての議論が深められた。

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