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2010年8月6日掲載
研究実績に光 憲法学者・鳥居喜代和氏に特別博士号を授与
7月24日(土)、倉田玲・法学部准教授は、鳥居喜代和(きよかず)・札幌学院大学法学部元教授を入院先である札幌南青洲病院に訪ね、特別博士称号記を手渡した。
鳥居氏は、1981年に立命館大学法学研究科を修了し、ワイマール憲法や社会権とりわけ生存権の研究で知られている憲法学者である。
鳥居氏は12年前、業務中に過労による脳出血から倒れた。リハビリで意思を示すことができるまでに回復したものの、3年前に脳出血が再発し、それ以来寝たきりの状態となった。
札幌学院大学で研究時代をともにした水島朝穂・早稲田大学法学部教授らは、寝たきりになる前に鳥居氏自身が整理していた論文を編集した。2009年9月1日(木)、鳥居氏の単著として、論文集『憲法的価値の創造-生存権を中心として』が日本評論社から出版された。
従来の立命館の規程では、本人が意思を明確に示すことができない状態での学位授与は手続上問題があった。しかし、鳥居氏の高い業績を評価し、特別博士号を授与できるように関連規程を整備した。
倉田准教授は、「博士学位に相当する業績を上げた方を評価することは、大学の本来の役割である。本学の輩出した人材の業績を評価できることは、本学にとって大変名誉なことである」と語った。







