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2010年8月5日掲載
情報ネットワーク技術とその可能性を理解する 映像学部リレー講義「クリエイティブ・リーダーシップ・セミナー」を開催
7月21日(水)、衣笠キャンパスにて映像学部リレー講義「クリエイティブ・リーダーシップ・セミナー」を開催した。この講義は、映像分野の第一線で活躍されているクリエイターやプロデューサー、経営者などを招聘し、ゲストからその創作や活動、ビジネス・マインドなどを学ぶ講義である。
今回は、関西学院大学総合政策学部教授の畑祥雄氏を招き、「サイエンス映像とiPad時代の産業」をテーマに講義を行った。畑氏は、写真家、映像・Webプロデューサーとして活躍され、改良ニワトリの成長過程を視覚化した「HANAKO」が有名となっている。現代社会に鋭い視線を向けた表現活動と人材育成も行っており、非常に注目されている。
講演において畑氏は、「HANAKO」の制作を自身で完成させたことを例に、「組織単位で制作される映像は、もはや個人単位でも制作を行う事が可能であり、さらにはインターネットを介して世界中への情報発信も可能である」と語った。加えて、「世界に情報を発信する際には言語の壁がある為、写真(ビジュアル)や映像のように翻訳不要なメディアで届けることの重要性がますます高まる」とも述べた。
また、これからのサイエンス映像については「様々な分野で活用していくだろうが、特に医学映像は注目すべき分野である」と医学分野における映像の波及可能性を熱心に語った。更に、高度な科学分野の映像を端末のiPhoneやiPadを介して世界中の人々に発信していくことに期待感を示し、映像制作者が情報ネットワーク技術とその可能性を理解する必要性を述べた。
最後に畑氏は、「映像産業は狭く、学生が映像の勉強をしても就職の窓口が狭いのが現状である。だからこそ、『大学で学んだ映像技術をどのように産業や社会問題と結びつけるか』を考えることが重要である。ひいては、そのことが映像技術の持続的発展に繫がる」と語り、学生にエールを送った。







