このページのトップです。

ここからメインコンテンツです。

PICK UP : 2007 年

 

2007年12月04日掲載

政策科学研究科主催 大学院GP国際シンポジウム開催

11月24日(土)、衣笠キャンパスにおいて、政策科学研究科主催で大学院GP国際シンポジウム「グローバル時代におけるローカル・ガバナンスの展開」を開催した。
国際シンポジウムは、加茂利男・公務研究科教授の基調講演からスタートした。加茂先生は、グローバル時代における日本の国際競争力について、経済ファンダメンタルは比較優位に立つものが多いが、社会的・人間的な要素には劣位なものが多いというアンバランスを指摘した。そして、これをもう少しバランスのとれたものにしていくことが、グローバル時代における日本の基本的な課題であること、その成否は、集権的なアプローチだけでは不可能であり、地域レベルからのアプローチ、言い換えれば、ローカル・ガバナンスの働きにかかっていること主張した。
加茂教授の基調講演を受けて、国際シンポジウム後半では、グローバル時代におけるローカル・ガバナンスの展開についてパネル・ディスカッションが行われた。
1人目のパネリストであるジェフリー・ヘインズ氏(アメリカ、オレゴン大学アジア太平洋研究センター所長、兼歴史学部准教授)は、1924年から1935年まで大阪市長を務めた関淳一氏の経験から、明治国家の指導者のように外国のアイデアをただ模倣するだけではなく、地域の特徴に適用させながらアイデアを模倣していくことの重要性を指摘した。
2人目のパネリストであるアリ・ヴェイッコ・アンティロイコ氏(フィンランド、タンペレ大学地域学部教授)は、フィンランドにおける地方政府の情報化に対する取り組みから、ITC(情報通信技術)が政府活動における効率性を向上し、公共サービスの質を改善していくことで民主主義的な価値を実現していくツールとなることを指摘した。
3人目のパネリストであるクロード・ジャキェール氏(フランス、国立科学研究センター主任研究員、兼リヨン高等師範学校都市計画研究所教授)は、ヨーロッパにおける都市の持続可能な開発の整理をしていただき、都市の持続可能な開発のためにはパートナーシップ、ジェンダー、リーダーシップなどが重要であることを述べた。
4人目のパネリストであるキム・ジュヒョン氏(韓国地方行政研究院長)は、近年における韓国の住民参加を拡大しようとする取り組みを述べていただき、公民協働の重要性を指摘した。
会場では多くの教員、学生が基調講演、パネル・ディスカッション熱心に耳を傾けていた。

政策科学部のHPはこちら

政策科学研究科のHPはこちら

ここからサブコンテンツです。

ここからフッターです。