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PICK UP : 2009 年

2009
 

2009年12月31日掲載

文学部リレー講義「日本文化の奔流」後期第9回目開催

 12月2日(水)、衣笠キャンパスにて文学部リレー講義「日本文化の奔流」の第9回目を開催した。今回は、東京工業大学大学院社会理工学研究科准教授の上田紀行氏が「日本仏教の再生の可能性」をテーマに講義した。

 講義の中で上田氏は「今、多くの人は「いやし」を家のなかで得ようとしている。「いやし」が個人化したといえる。しかし、例えば、経済的に豊かな日本でうつ病が流行るのは社会でいやされていないから。社会全体が「いやし」を提供することが必要ではないか」と話した。また、現在の仏教について「今日の日本人は仏教については好意的な意識を持っていても、寺やお坊さんについては好意的に捕らえていない。これは、寺やお坊さんが21世紀の現在に於いて、妥当性を持っていないからではないか。私はチベット仏教のダライラマと対談した際、ダライラマは、仏教は伝統を持っているが現在への妥当性がなければ、仏教は滅びてしまう、とおっしゃった。これは日本の仏教にも同じことが言えるのではないか」と述べた。

 会場には、多くの学生や聴講生が集まり、上田氏の講義に熱心に聞き入った。

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