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2009 |
2009年09月08日掲載
第7回京都教育懇話会「グローバル・コラボレーション時代の人づくり」~英語ができたら大丈夫なんですか?~開催
8月26日(水)、朱雀キャンパスにて、京都教育懇話会主催による第7回京都教育懇話会「グローバル・コラボレーション時代の人づくり~英語ができたら大丈夫なんですか?~」を開催した。
今回はグローバル化時代において、環境が急速に変化する中で、クリエイティブな人材に求められる力とは何なのか、また大人社会は何ができるのかを企業の側の実態を踏まえ、大学、初等中等教育の課題を明らかにすることを目的として、熱い議論が展開された。
はじめに、辻 理氏(サムコ株式会社代表取締役社長)による基調講演が行われた。講演の中で辻氏は自身が経験した海外生活の話を絡めながら、グローバル化が進んでいく過程から現在の社会の現状、これからの展望について述べた。
その後、汐崎澄夫氏(立命館宇治中学校・高等学校 校長)をコーディネーターに迎え、辻 理氏、直山木綿子氏(文部科学省教科調査官、国立教育政策研究所 教育課程調査官)、森 純一氏(京都大学副理事 国際交流推進機構長、国際交流センター長 教授)の4氏がパネルディスカッションを行い、会場参加者からの声もひろいながら、グローバル化社会に求められる英語教育のあり方、そして人づくりについて深い議論が行われた。
二年目を迎えた京都教育懇話会は、京都から新たな次世代教育モデル創造に向け、今後もより一層、活動を展開していくことが期待される。
