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PICK UP : 2009 年

2009
 

2009年03月09日掲載

2008年度「渡辺三彦発明賞」授与式 開催

3月3日(火)、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)において、渡辺三彦発明賞の授与式を開催した。これは、本学のOBで、渡辺国際特許事務所所長である渡辺三彦弁理士の支援により2000年度に設立された賞で、総合理工学院における優秀な発明に対して表彰を行い、立命館大学に貢献する発明を奨励することを目的としている。

初めに、児島孝之・立命館大学副総長が挨拶を行い、賞の概要や審査基準などについて説明。また、この賞を通じて特許への関心が高まることと、産学官連携向上への期待を寄せた。
その後、表彰ならびに各受賞者による発明の紹介が行われた。今年度は、陳 延偉・情報理工学部メディア情報学科教授が「渡辺三彦賞」を受賞、西浦敬信・情報理工学部メディア情報学科准教授が「優秀賞」を受賞した。

陳教授の発明は「ドリル検査装置」と呼ばれるもので、プリント基板などに穴を開けるためのドリルを検査する装置に関する発明である。従来、熟練の検査員が必要であったドリルの検査業務であるが、本発明によれば、ドリル1本あたり数秒の速さで検査を行う事が可能になり、ドリルの寿命を最大限に引きのばすことに繋がる。また、データーベース化することで経験とノウハウを蓄積し、精度を比較的容易に高めることができる。
陳教授は、現在までの研究から今後の展開まで説明を行い、国内での活用だけではなく、中国・韓国・台湾などアジア圏への展開の可能性についても語った。
西浦准教授の発明は「マイクロホンアレー」と呼ばれ、信号対雑音電力比(SNR)を従来技術と比較して向上させ、高品質を目的とする音声信号抽出をしたものである。さらに、抽出された音声信号を認識させることで、高精度な音声認識率を得ることができ、工場などの高雑音下においても高音性での受音が可能になる。

式の終わりに、渡辺三彦氏が期待の言葉を述べ、最近のノーベル賞受賞の話題から「いずれは立命館大学からノーベル賞を受賞する発明が生まれ、世界中に‛立命館´の名前が広く知られる事をOBの1人として願っています」とエールを送った。
最後に、中谷吉彦・立命館研究部副部長より謝辞が述べられ、授与式は幕を閉じた。

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