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PICK UP : 2008 年

2008
 

2008年10月29日掲載

「地球環境フォーラムin札幌 京都-洞爺湖~環境先進国日本を目指して~」 開催

 10月26日(日)、札幌グランドホテル(札幌市中央区)にて、「地球環境フォーラムin札幌 京都-洞爺湖~環境先進国日本を目指して~」を開催した。
本フォーラムは、2008年6月末に開催した「G8大学サミット」に出席した立命館大学と北海道大学が連携し、深刻化する環境問題について対応策を考えていくという趣旨のもと実施した。

 開催に先立ち、川口清史・立命館総長が開会挨拶を行い、高等教育機関として環境問題に携わることの重要性について語り「立命館学園と北海道大学との関係を強め、世界の環境問題に対して対応策を発信し、日本の環境分野における存在感を示したい」と述べた。

 基調講演では、水中写真家の中村征夫氏による「ファインダーから見た加速化する温暖化」と題し、自身が水中で撮影した作品をもとに、温暖化により深刻化する水中の実態について市民へ語りかけた。環境問題に対しては、「何よりも一人ひとりの意識が大切であること、自然界のルールである食物連鎖のトップに人間は存在しているが、これ以上環境が悪化しないように、信念をもって努力していくことが必要だ」と訴えた。

 パネルディスカッションにおいては、本堂武夫・北海道大学副学長、八木菜摘さん(北海道大学経済学部3回生(立命館慶祥高等学校出身))、可知健太郎さん(立命館大学政策科学部4回生)が加わり、仲上健一・立命館大学政策科学部教授がコーディネーターを務め「今、わたしたちにできること、しなければならないこと~環境先進国日本を目指して~」をテーマに、パネルディスカッションを行った。
 本堂副学長は、「環境と開発の調和こそがサスティナビリティだ」と述べ、「環境問題に対するグローバルな問題解決には大学間の国際的な連携が不可欠である」と語った。八木さんからは現在の日本のイノベーションはすべて経済発展のために使われてきたことを指摘し、環境問題に対する制度面の準備が未だ不十分であることから今後、イノベーションと社会制度整備の連携が必須であると強く語った。可知さんからは、2004年に発生したインド洋スマトラ島沖地震の復興活動として自身が取り組んだ「インド洋大津波災害復興支援事業」について詳細を報告。その上で環境問題に対しては日本がイニシアティブをとって行動することが大切であることを強調し、「将来を担う学生が信念をもって今できることを、世界の学生と共に考え、行動していきたい」と述べた。

 フォーラムには約500名の市民や学生が参加し、盛況の中幕を閉じた。本フォーラムは、北海道新聞社、立命館大学主催、北海道大学後援のもと実施し、本堂副学長からは「今後も北海道大学と立命館大学の取り組みにより、サスティナビリティな社会を生み出す市民参加、産学連携などを呼びかけていきたい」と述べ、川口総長からは「今後とも両者が協力して京都と洞爺湖を結び、立命館大学から北海道の環境活動について積極的に取り組んでいきたい」と述べ締めくくった。

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