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PICK UP : 2008 年

 

2008年06月11日掲載

映像学部リレー講義「クリエイティブ・リーダシップ・セミナー」第4回 開催

 5月21日(水)、衣笠キャンパスにて、クリエイティブ・リーダーシップ・セミナーの第4回目の講義を開催した。今回は、劇団「マレビトの会」の主催者であり、劇作家・演出家の松田正隆氏を迎え、「映画の声、演劇での声」をテーマに講義を行った。

 前半は、映画の中の「声」のあり方について、いくつかの映画の一部を見ながら松田氏が解説を行った。演劇では俳優の発話から「声」が生まれ、常に現在形で進むしかないのに対し、映画では映像(発話者)と「声」を引き離す事ができ、映像の中では「声」は時間を超えられる事などを説明した。

 講義の後半では、演劇にとっての音声のあり方について、松田氏が実際に劇作や演出を担当した舞台演劇を例に講義を展開した。松田氏は、「演劇は映画のように複雑ではなく、常に現在にさらされているため、前半に見た映画のように、過去が現在になる同化現象はありえない。」と述べ、映画での「声」と、演劇での「声」の違いを説明した。その上で松田氏が手がけた舞台演劇では、舞台の上で過去の「声」を再現するなど、録音した「声」を舞台上で流すなどの手法を取り入れていることを紹介し、常に「声」に焦点をあて、現前する肉体と「声」を引き裂く発話方法を演劇でどう表現するのかを課題にしていると語った。

 最後に、映像学部教授とのトークセッションが行われ、講義は終了した。

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