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2015 |
2015年07月14日掲載
土肥寿文・薬学部准教授が第4回GSC奨励賞を受賞
この度、土肥寿文・薬学部准教授が第4回GSC奨励賞を受賞した。「GSC奨励賞」は公益社団法人新科学技術推進協議会(JACI)が実施している制度で、人と環境にやさしく、持続可能な社会の発展を支える化学および化学技術であるGSC(Green & Sustainable Chemistry)推進に貢献が期待できる業績をGSC奨励賞として表彰するものである。
今回、土肥准教授は環境調和の視点から医薬品等の合成において理想とされる酸化的カップリング法を、従来必要であった金属触媒を使うことなく実現することに成功。日本の輸出可能な数少ない元素資源であるヨウ素の利用価値を飛躍的に高めたと同時に、GSCの目的に適う環境調和型酸化反応の実現に資するもので、これらの点を評価されての受賞となった。授賞式は、7月7日(火)に一橋大学一橋講堂において実施された。
■「GSC奨励賞」を受賞した土肥准教授の研究テーマ
「酸化的カップリングにおける新規超原子価ヨウ素触媒法の開発」
