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2015 |
2015年07月08日掲載
本名純・国際関係学部教授が第31回大平正芳記念賞を受賞
この度、本名純・国際関係学部教授(国際地域研究所長、立命館グローバル・イノベーション研究機構研究プロジェクトリーダー)が、著書「民主化のパラドックス-インドネシアにみるアジア政治の深層」(岩波書店)について、第31回大平正芳記念賞を受賞した。本賞は、1985年に創設され、「環太平洋連帯構想(※)」の発展に貢献する政治・経済・文化・科学技術 に関する優れた著書、環太平洋地域についての地域研究を表彰する賞である。
今回、本名教授の著書は、本名教授ならではのきわめて多数のインタビューを交えてインドネシアの政治を分析し、細かい人間関係・組織関係の具体的な解説を通じて民主化の実態を正しく理解する方向に読者を導いている点を高く評価され、本賞を受賞することとなった。授賞式は、6月12日(金)に東京千代田区一ツ橋の如水会館で行われた。
※「環太平洋連帯構想」
故大平正芳総理が昭和54年3月、21世紀を展望した中・長期の九つのビジョンの一つとして提唱された構想。
