5月23日(土)、朱雀キャンパス多目的室にて、第10回(2015年度)「平井嘉一郎研究奨励賞授与式」を開催した。

　「平井嘉一郎研究奨励賞」は、ニチコン株式会社の創業者、故 平井嘉一郎氏（法学部昭和15年卒）のご令室 平井信子様のご厚意により、本学大学院法学研究科ならびに法務研究科の大学院生の研究を奨励し、国内・国際社会に貢献する人材を育成することを目的として、2006年に創設されたものである。

　式典では、宮井雅明・法学部長の司会により、出席者の紹介があり、吉田美喜夫・立命大学長より受賞者への祝辞と賞状の授与、および副賞として研究奨励金の目録が贈呈された。次に小松浩・法学研究科長による受賞理由の説明に続き、受賞者4名からの御礼の挨拶と今後の研究に対する決意表明が行われた。授与式の最後に平井信子様から受賞者に対する祝意と励ましのご挨拶を頂いた。今年で10回目を迎える今回の授与式には、上記の各氏はじめ平井嘉一郎財団から小玉正美・専務理事、大学からは宮脇正晴・法学部副学部長、これまで受賞者などが出席した。

　授与式終了後は、会場を京都ホテルオークラへ移して懇親会を行い、楽しいひとときを過ごした。

今回の受賞者は以下の4名。【敬称略】
　・知名　春香　
　（立命館大学　法学研究科博士課程前期課程　リーガル・スペシャリスト・コース　1回生)
　・和食　光洋　
　（立命館大学　法学研究科博士課程前期課程　法政リサーチ・コース　2回生）
　・佐竹　宏章　
　（立命館大学　法学研究科博士課程前期課程　研究コース　2回生）
　・千葉　あすか　
　（立命館大学　法務研究科法曹養成専攻　専門職学位課程　2回生）