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2015 |
2015年05月18日掲載
立命館大学 大阪いばらきキャンパス開設記念「いばらき×立命館DAY〜出会う、つながる、つくりだす〜」を開催
5月17日(日)、大阪いばらきキャンパス(OIC)において、立命館大学大阪いばらきキャンパス開設記念「いばらき×立命館DAY〜出会う、つながる、つくりだす〜」を開催した。当日は天候にも恵まれ、茨木市周辺から1万人を越える来場者が集まり、会場は大いに賑わった。
大学は地域コミュニティの中心として、「市民」が学び、学生が「地域」で学ぶなど、地域社会との関わりが必須となっており、OICでは、あえて塀を設けず、市民が気軽に立ち寄り、学生がいつでもキャンパスを飛び出すことのできる、開かれたキャンパスを目指している。本イベントは「地域を愛し、地域に愛されるキャンパス」を実現するために、茨木市と茨木商工会議所と共催で、市民のみなさんにOICに触れていただくことで、OICを知っていただくことを目的に実施した。
イベント当日は、ガーデニングプロジェクトや茶道研究部による野点などの体験型企画、ステージでは応援団やダブルダッチなどの学生だけではなく、詩吟や和太鼓、吹奏楽の演奏などの地元茨木市のみなさんによるパフォーマンスが実施された。また、学生考案のソフトクリームやビール、ワインをはじめとした学生、地域商店、企業による「いばらきグルメ」の出店やはしご消防車と記念撮影など、子どもから大人からまで楽しめる企画も実施され、会場は多くの家族連れで終日賑わいを見せた。
同日、グランドホールでは、薮中三十二・立命館大学特別招聘教授(外務省顧問)がコーディネーターを務め、パネリストに福田康夫氏(第91代内閣総理大臣)、水野和夫氏(日本大学国際関係学部教授)をお迎えして、立命館大学 大阪いばらきキャンパス(OIC)開設記念シンポジウム「アジアに共生の時代は来るのか? ~21世紀の世界史を読み解く」を開催した。シンポジウムでは、吉田美喜夫・学校法人立命館総長の主催者挨拶、薮中教授の問題提起の後、福田氏、水野氏による講演が行われた。続いてパネルディスカッションが行われ、アジアの未来と大学の役割について議論を交わされた。当日は、会場を埋め尽くす約1千人の聴講者が集まり、議論に聞き入った。
