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PICK UP : 2015 年

2015
 

2015年04月24日掲載

BKCエコキャンパスツアー2015を開催

 4月18日(土)、びわこ・くさつキャンパス(BKC) の環境実験棟として2014年に竣工したトリシアにおいて、学生環境団体Reco.labとecoKAが、「エコ大学ランキング」を取りまとめているNPO法人エコリーグと共同で、「BKCエコキャンパスツアー2015」を開催し、多数の学生・院生が参加した。

 冒頭の講演会では、NPO法人エコリーグから日本の温室効果ガス排出量に占める教育機関の排出分等が説明された。続いて、立命館のエネルギー使用量と温室効果ガス排出量および各種取り組みについて、学校法人立命館管財課の職員から報告が行われた。最後に、学校法人立命館キャンパス計画室室長である及川清昭・理工学部教授から、トリシアで取り組まれているグリーン・コンソーシアムについて、最新の建築・設備技術を中心に解説が行われた。

 キャンパスツアーで参加した学生・院生たちは、トリシアのラボカフェ・ティーチングコモンズ等の建築設計上の新たな試みやグリーン・コンソーシアムに採択されている各設備を見学した。特に、同一空間において複数個所の温度を調整するパーソナル空調システムや、中水(雑排水)処理装置については、実際に研究に取組む大学院生から直接説明がされ、専門用語が飛び交う中、学部生たちも熱心に話を聞いていた。

 ワークショップでは、エネルギーと廃棄物のグループに別れ、いかにして環境負荷を低減する事ができるかという観点から、私生活における取組みについて意見交換が行われた。 「キャンパスのゴミ分別はどうなっているのか?」「レジ袋は何故なくせないのか?」「空調はどう制御されているのか?」「古紙回収よりも裏紙リユースの方が良いのではないか?」など、学生生活を送る中での身近な疑問も多く出され、活発な意見交換が行われた。

   企画終了後、運営に携わった学生・院生間で、事前広報や当日の企画の回し方について改善点が話し合われ、今後の活動に活かすための振り返りが行われた。環境問題に関心のある学生は多く、学生主体の取組みが今後益々活性化する事に期待される。

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