PICK UP : 2014 年
2014 |
2014年12月02日掲載
第30回京都教育懇話会「ジャパンパワーの秘密~日本の”Bento“文化を世界へ~」を開催
11月25日(火)、朱雀キャンパスにて、第30回京都教育懇話会「ジャパンパワーの秘密~日本の”Bento“文化を世界へ~」を開催した。藤田裕之京都市副市による開会ご挨拶のあと、前半は株式会社BERTRAND代表のBERTRAND THOMAS(ベルトラン・トマ)氏による基調講演が行われた。また、全体の司会は京都教育懇話会学生部員が務めた。
講演でベルトラン氏は、「小さい箱でフルコースの料理を運べ、見た目を楽しめる弁当文化は日本の強みである」と語った。「創業時10種類ほどであった弁当箱もいまでは小物も合わせ800種類にまで増えた。海外の高級ホテルでのルームサービスとして松花堂弁当箱が利用されてきていることや、海外へ毎日商品を発送する業務から、今後はロジスティクスにも力を入れたい」と今後の抱負を述べた。
後半はベルトラン氏と独立行政法人科学技術振興機構戦略ディレクターであり、京都教育懇話会副運営委員長の江川博氏との対談が行われた。京都の街で起業した理由や、海外のビジネスチャンスに求められるスピードや難しさ、マーケティングの大事さなど、エピソードを交えて議論がなされた。その後、会場との質疑応答が行なわれた。
今回の講演会には学生や社会人など合わせて約100名が参加し、盛況のうちに終了した。
