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2014 |
2014年11月19日掲載
「くさつビブリオバトル2014@BKC」を開催
11月15日(土)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて「くさつビブリオバトル2014@BKC」(主催:同実行委員会(立命館大学BKC事務局、草津市教育委員会、立命館守山中学・高等学校)、後援:ビブリオバトル普及委員会、滋賀県、滋賀県教育委員会、協賛:立命館生活協同組合、大垣書店)が行われ、のべ250名の発表者、聴講者が集った。なお、本大会はBKC開設20周年記念事業、草津市市制60周年記念協賛事業として行なわれた。
開会式では、木村修平実行委員長(生命科学部准教授)の司会のもと、ビブリオバトル(※)発案者である谷口忠大・情報理工学部准教授があいさつを述べた。谷口准教授は、ビブリオバトル誕生の経緯とビブリオバトルの魅力、今回の取組に対する期待を語り、「ぜひビブリオバトルを楽しんでください」とメッセージを送った。
開会式終了後、午前中は小学生の部、中学生の部が実施された。小学生の部と中学生の部は、通常5分間の発表時間3分間に短縮した「ミニビブリオバトル」形式で行われた。草津市内の小・中学校、立命館守山中学校から34名の発表者が参加し、グループに分かれて対戦した。生徒たちは本を選んだ理由や読んで印象に残った点など、本の魅力を緊張しながらも懸命にアピールし、その後、聴講者との質疑がなされた。
午後からは、高校生・一般の部、英語でビブリオバトルの部、大学生の部が開催された。高校生・一般の部では、若者からシニアまでが、推薦する1冊を手に、5分間という限られた時間に戸惑いながらも、魅力を熱く語った。英語でビブリオバトルの部では、大学生ら5名が、英語でプレゼンテーションを行い、質疑応答の「ディスカッションタイム」でも、聴講者から英語で質問が飛ぶなど、コミュニケーションゲームとしてのビブリオバトルの新たな可能性を見出す機会となった。
大学生の部は、12月14日(日)に京都大学で実施される「全国大学ビブリオバトル2014―京都決戦―」への地区予選を兼ねて実施された。予選を勝ち抜いた大学生がいずれも洗練されたプレゼンテーションを披露した。審査の結果、栁井花奈さん(生命科学部3回生)が紹介した「非選抜アイドル」(小学館/仲谷明香 著)がチャンプ本に選ばれた。栁井さんは、「昨年は、全国大会の1つ手前の予選で負けてしまい、やっと勝てた。AKB48が好きなので、そのメンバーの本で勝てたのもうれしい」と語った。
