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2014 |
2014年10月07日掲載
「谷岡武雄先生を偲ぶ会」を開催
9月27日(土)、京都ブライトンホテル雲の間にて、「谷岡武雄先生を偲ぶ会」が執り行われた。元総長(名誉役員)の谷岡武雄先生を偲び、式典には学園役職者や教職員、谷岡先生から教えを受けた文学部地理学専攻の卒業生など、約200名が参列した。
冒頭の黙祷に続き、立命館大学交響楽団の弦楽四重奏により、谷岡先生が生前好まれたモーツァルト作曲の「交響曲第40番ト短調第1楽章」の献奏が行われた。その後、川口清史総長、藤巻正己文学部長、そして立命館大学地理学同窓会会長の植村善博様(佛教大学教授)が、谷岡先生との思い出を交えた「お別れの言葉」を述べた。
1985年に総長に就任された谷岡先生は、立命館の教育研究の更なる発展をめざし、理工学部情報工学科の設置や立命館中学校・高等学校の深草移転・男女共学化をはじめとする様々な改革に取り組まれた。とりわけ国際化については、国際関係学部の開設や京都国連寄託図書館の設置など、現在の立命館の国際展開の礎となる、歴史的かつ画期的意義を持つ改革を成し遂げた。
川口総長は「お別れの言葉」のなかで、谷岡先生が取り組まれた様々な改革を端緒とした現在までの立命館の発展を振り返りながら「谷岡先生の思いを引き継ぎ、世界から認められる大学・学園を目指してまいります。そして、世界に笑顔があふれるよう、学生・教職員・学園関係者ともに、精進を続けてまいります」と誓われた。
その後、谷岡先生のご経歴を紹介する映像が放映され、立命館総長として、また研究者としての谷岡先生の生前のご活躍や業績を振り返った。最後に、谷岡先生のご長男・谷岡明彦様より参列者への感謝の言葉が述べられ、しめやかな雰囲気のなか、参列者による献花にて偲ぶ会は幕を閉じた。
