9月27日（土）、28日（日）、東京・日本武道館において全日本学生柔道体重別選手権大会が開催された。本大会は、各地区の予選を勝ち抜いた学生が体重別にて各階級の日本一を競う大会である。本学からは男子１名、女子５名が出場した。

　女子48ｋｇ級には大学では初の全国大会となる女子柔道部の神山結理さん（産業社会学部4回生）が出場した。神山さんは初戦から強豪大学の選手との対戦となったが、寝技を中心にした試合を展開し、準決勝戦までの試合を全て「一本」で勝ちあがり決勝戦に進出した。決勝戦は開始早々からお互い積極的に攻め合う好試合。一進一退の攻防が続くなか、中盤に神山さんが放った巴投げが「有効」ポイントとなり、見事初出場、初優勝という快挙を果たし、立命館大学として３人目の学生チャンピオンに輝いた。

　神山さんは優勝インタビューの中で「多くの人に応援していただき優勝することができた。次は10月に出場する団体戦で頑張りたいです」と喜びの言葉と今後の抱負を述べた。

　女子柔道部は10月25日（土）、26日（日）に開催される全日本学生体重別団体優勝大会への出場が決定しており、団体戦でも活躍が期待される。