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2014
 

2014年07月24日掲載

ノーベル平和賞受賞者 ムハマド・ユヌス氏が来学 学生との対話企画「貧困のない世界へ~Creating a World Without Poverty~」を開催

 7月17日(木)、国際関係学部と国際関係研究科は、2006年にノーベル平和省を受賞したムハマド・ユヌス氏を招き、学生との対話企画「貧困のない世界へ~Creating a World Without Poverty~」を衣笠キャンパス創思館にて開催した。

 ユヌス氏はバングラデシュ出身の経済学者で、1983年に貧しい人に無担保の小口融資を行う「グラミン銀行」を設立。農村部の貧しい人々の自立を支援し、低所得者層の自営業者、特に貧しい女性に小口の融資を行い、バングラデシュの貧困軽減に大きく貢献した。その功績が称えられ、2006年にノーベル平和賞を受賞した。

 ユヌス氏は、既存の経済学の理論と当時のバングラデシュの状況があまりにもかけ離れていること、また従来の銀行のシステムでは、豊かな人はお金を借りることができるが、世界の3分の1を占める貧しい人々は融資を受けることができないという富裕層のための仕組みであることに気付き、貧困層への救済策として、貧しい人や女性に小口融資を行うグラミン銀行の設立を決意された経緯を紹介した。

 ユヌス氏は、「大きな問題であっても、解決は常に小さいところから始めることが重要です。まずは3人、5人に関わる問題の解決策から考えましょう。5人の問題を解決することができれば、必ず100万人の問題を解決することもできます。小さな成功を繰り返せば良いのです。若い人たちは、夢を捨ててはいけません。問題があれば、必ず解決策もあります。ぜひ、あなた自身が感じている身近な問題の解決に挑戦してほしいと思っています」と述べた。

 第二部では、7月15日(火)に開催されたユヌスアンドユース・ソーシャル・ビジネス・デザイン・コンテスト2014で1位に輝いた立命館大学のチームを代表し、山下星夢さん(国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻4回生)が司会を務め、ユヌス氏と学生たちとの質疑応答を行った。学生たちからは、アフリカやアジアなどに根強く残る貧困や差別問題の解決策に関する質問が相次いだ。それに対しユヌス氏は、まずは自分自身で解決策を提示することの重要性を強調した。


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