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2014
 

2014年07月07日掲載

キャンパスアジア国際フォーラム「アジアの未来を切り拓く人材育成を目指して」を開催

 立命館大学と広東外語外貿大学(中国)、東西大学校(韓国)は、7月5日(土)、大阪国際交流センター(大阪市天王寺区)にて、キャンパスアジア国際フォーラムを開催した。

 冒頭で立命館大学の川口清史学長が「グローバル化の波は国際社会の華やかな場面のみならず、地域の漁業や観光など私たちの身近な生活にも押し寄せている。多様なグローバルな場で活躍できる人材を育成していくことが大学の責務であり、キャンパスアジア・プログラムはグローバル人材育成の最先端を行く取り組みであると確信している」と主催者挨拶の言葉を述べた。

 続いて、来賓挨拶として文部科学省の板東久美子審議官が「グローバル人材を育成するためには、大学の教育・研究水準が国際レベルにならなければならない。文部科学省では大学の国際化のため様々な取り組みをしてきており、世界展開力事業によるキャンパスアジア・プログラムの支援もその一つ。このキャンパスアジア・プログラムは、事業開発から運営まで3大学が共同で行い、日中韓の学部学生が、キャンパスを互いに移動し、生活を共に行う意欲的なプログラムである。文部科学省としても最高の評価をしている」と述べた。

 基調講演では、聖学院大学学長の姜尚中氏が「東アジアは歴史認識など様々な問題を抱える難しい地域。その中で、人文学や文学部の力が試されている。人と文、とかくここにこそ今の様々な問題を乗り越えていける力があるのではないか。日中韓のキャンパスアジア・プログラムが人文を中心に形づくられてきたことに強い共感を持つ。今、世界で進んでいるグローバル化は、“同質化や平面化”と“遮断”という、相反するものが同時並行している。何国人であれ個人として事実を知り、個人のモラルが国家のモラルより高いと思えた時に、よりよい日中韓の関係になるのではないか」と、東アジアの友好な関係を築くための考え方を述べた。

 3大学の学生によるプレゼンテーションでは、3大学の学生たちが流暢に3カ国語を話し、共同学習・共同生活で学んだこと、感じたことを発表した。学生たちの東アジアを良くしていきたいという想いと、国の違いを感じさせない、自然な人間関係に、日中韓の明るい未来を重ね、会場からはすすり泣きする声も聞こえた。

 最後に、3大学の学長によるパネルディスカッションが行われ、東西大学校の張済国総長は「今日が明日の歴史になる。今からでもキャンパスアジアの学生たちが日中韓の肯定的な歴史をつくっていけば関係は明るくなっていく。学生たちは個人の範囲を超え、日中韓地域のリーダーとして成長している。残りの1年を通じて、相手を見つめる心を更に寛容にし、勉学に励んでほしい」と期待の言葉を述べた。また、広東外語外貿大学の仲偉合学長は、「東アジアの地位は向上し、世界的な影響力は大きくなっている。だからこそ、平和的に東アジアは繁栄しなければならない。そのために、中国、日本、韓国は協力し合う他に方法はない。共に理解をし合う若い世代に、明るい未来を感じる」と東アジアの未来と希望を語った。川口学長は会場からキャンパスアジアの継続性についての質問を受け、「キャンパスアジア・プログラムは今後も継続させていくことで、本日3大学で合意した。必ずやるのでご期待ください」と決意の言葉を述べた。

 会場には、900名を超える方が来場され、盛況の中、閉幕となった。

※フォーラムの詳細な内容は7月下旬の朝日新聞朝刊で報告される予定

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