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2014
 

2014年02月12日掲載

研究フォーラム「IITH-Ritsumeikan SCIENCE WORKSHOP」をインドで開催~日本の私立大学で初 インド工科大学ハイデラバード校(IIT-H)との協力協定締結を記念~

 2月10日(月)インド工科大学ハイデラバード校(Indian Institute of Technology Hyderabad:IIT-H)において、サイエンスフォーラム“IITH-RITSUMEIKAN SCIENCE WORKSHOP”を開催した。
 このフォーラムは、立命館大学とIIT-Hとの間で学術研究交流の推進を目指した包括協定締結を記念し、JICAの支援のもと両大学が協力して企画・実施に至った。なお、IIT-Hと日本の大学の大学間協定は東京大学、大阪大学に次いで3校目となり、私立大学では初となった。
 IITは、工学と科学技術の分野でインド最高峰の高等教育機関であり、研究水準の高さは国際的にも広く認知されている。新設IITの一つとして2008年に創立されたIIT-Hは現在13学科を有し、今後は航空宇宙工学等3学科を増やす予定である。

 本学はIITH設立当初よりJICAのIIT-H支援プロジェクト(*1)コンソーシアムのメンバーとして参加している。今回の協定締結はプロジェクトを通じて理工学部・飴山恵教授の研究室と共同研究を行ったことに始まる。今後は教員の研究交流、学生交流や支援コンソーシアム加盟大学(*2)としての役割を果たし、学術研究人材養成の推進によって日印関係の強化につなげることを目指す。

 サイエンスフォーラム開催にあたって川口清史・立命館総長より、持続可能な社会に向けて目指すべき方向性、日印が協力して取り組むことの意義など、21世紀の新しい科学技術について教育・研究機関として大学が果たすべき役割や使命について参加者へ語りかけた。
フォーラムは3つのセッションから成っており、インドと日本の社会が抱える共通の課題解決向けた研究発表を行った。本学からは、堤治・生命科学部准教授、飴山恵・理工学部教授、中島淳・理工学部教授がそれぞれの研究テーマについて紹介し、学生・大学院生を中心に約70名の参加者が出席し、活発な質疑応答も行われた。

 立命館は2011年にインドのニューデリーにインドオフィスを開設している。インドオフィス設置の目的の一つは、私立総合学園として培ってきた研究力をインドの研究者・大学院生・学生、産業界などに発信し、新しいネットワークを構築することにある。今回のフォーラムはこれを実現するために非常に意義深く、日本の研究力に興味をもつ学生・院生にとっても教員とのディスカッションや具体的な方法論の紹介によって実験手法のヒントが得られた、と感想があげられた。
 
 本年1月にニューデリーを訪れた安倍晋三・内閣総理大臣は日印共同声明のなかで、両国の学生交流をさらに促進し、相互理解を深めることや産業界も含めた研究交流を活性化させ、今後の両国の共同研究実施に向けた礎を築くことについて表明している。
立命館としても多様なネットワークや人的・知的資源を活用し、引き続き海外を拠点に研究の発信を行う予定である。

*1 JICAによる国内支援員会が設置され、教員派遣、施設・機材面での協力、IIT教員・学生の本邦研修、留学等の支援が行われている。

*2 日本国政府は2008年の日印首脳会談にてIIT-Hへの協力に合意し、IIT-H支援コンソーシアムとして3省(外務省、文部科学省、総務省)、8大学(大阪大学、九州大学、慶応義塾大学、東京大学、東北大学、名古屋大学、早稲田大学、立命館大学)、産業界(東芝、日立製作所他)、JICA、国際交流基金が参画している。

*3 プログラムはこちら
【セッション1】
・堤 治 (立命館大学生命科学部准教授)
“Development of Functional “soft” Materials in Ritsumeikan University

【セッション2】
・飴山 恵(立命館大学理工学部教授)
“Emergence of New Materials Leader : Harmonic Structure as a Design Concept for High-Performance Materials”

【セッション3】
・中島 淳(立命館大学理工学部教授)
“Water, Environment and Sustinability Science and Engineering”

IIT-HのHPはこちら

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