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PICK UP : 2014 年

 

2014年01月07日掲載

ピア・サポートの課題やその克服のヒントを探る 第8回教学実践フォーラムを開催

 衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、朱雀キャンパスの各拠点をテレビ会議システムにより結び、「2013年度 第8回教学実践フォーラム」(主催:教育開発推進機構、12月4日(水)実施)を開催した。今回は「指導者(スーパービジョン)とピア・サポーターの育成・マネジメント」をテーマとして開催した。

 今回のフォーラムは、ピア・サポート活動が活発に行われている立命館大学のピア・サポートの課題やその克服のヒントを探るために、3つの団体(産業社会学部「D-Plus」、理工学部「物理駆け込み寺」、グローバル・ゲートウェイプログラム(GGP)「まいる」)のピア・サポーターとスーパーバイザー(教職員)を報告者に迎えて開催された。

 沖貴裕・教育開発推進機構教育開発支援センター長による挨拶のあと、はじめにの福田今日子・産業社会学部D-Plus担当専門職員から「ピア・サポーター育成法D-PLUSマネジメント術」と題して、学生スタッフの要木建人(産業社会学部4回生)さん、林珠恵さん(産業社会学部4回生)からは「D-Plusスタッフはなぜ圧倒的に成長できるのか」と題して報告が行われた。具体的には、活動内容の説明や産業社会学部の職員から見た学生スタッフの成長についての発言も交え、学生スタッフが活躍するための学生スタッフの主体性と個々人の強みを活かす仕事の割り振り方法や、チームワークでプロジェクトを成功させる配慮(ピア・サポート文化の醸成も意図した先輩から後輩への研修スタイルを用いる等)や、担当事務室との信頼関係を築く配慮等の職員によるマネジメントの役割の重要性などが報告された。

 次に、理工学部「物理駆け込み寺」の講師である濱地賢太郎氏、俵口忠功氏より活動内容・目的および学生講師の育成方針について報告が行われた。学生講師の西河達也さん(理工学研究科修士課程1回生)、石田結花さん(理工学部4回生)からは、活動目的の一つである「学生講師(super TA, super ES)の養成:過去に学んだ事柄を再確認・再構成しながら、自らの言葉で説明していく。その過程で、論理力や説明能力の成長なども伴った学力向上が成される」ことを実感していること、相談者への応対を通じて臨機応変な対応ができるようになったこと等の感想についても報告された。

 三番目にグローバルゲートウェイプログラム(以下GGP)学生支援団体「まいる」の活動目的、趣旨および活動の課題について、GGPの責任者であるの堀江未来・国際教育推進機構准教授((国際部副部長))と「まいる」メンバーの三輪仁志さん(文学部4回生)、浅田秀穂さん(法学部4回生)から報告された。自らの留学体験を契機に後輩の留学準備等を支援したいという思いを共有した有志によって立ち上げられた「まいる」は、上記2団体と異なり、学生主体の無償のピア・サポート組織である。企画の立案・実行が設立当初から完全に学生主体で行われていることによって、活動を通じてサポーター自身が成長を実感していること等が報告された。一方、主要メンバーの学生生活(就職活動等)との調整が集団全体の活動に影響を及ぼしやすいこと、また設立から日が浅いため活動基盤が弱く連絡体制・実施体制が脆弱になりがちであるという課題も報告された。

 報告終了後には、それぞれの報告者への質疑・応答、参加者同士の活発な意見交換が行われた。なお、質問・意見交換に応じるピア・サポーターたち(報告者)の堂々とした応対と説得力のある回答に、参加者たちからは「ピア・サポートを通じた成長を目の当たりにした」という声が多く寄せられた。

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