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PICK UP : 2013 年

2013
 

2013年11月18日掲載

政策科学部の問題解決型学習(PBL)「研究入門フォーラム」の中間発表会を実施~2回生が自主的に課題を設定し、実践を通じて課題の本質を探り、解決策を提言する~

 11月15日(金)、政策科学部は2回生全員を対象とする問題解決型の授業「研究入門フォーラム」の中間発表会を実施した。当日は、7~13名で構成されるプロジェクトごとに全44プロジェクトが5つの教室に分かれ、4月からテーマ設定および調査を進めて来た内容についてポスター発表を行った。

 「研究入門フォーラム」は、国内の政策系の学部で唯一、2回生全体を対象に小集団(プロジェクト)を形成し、1年間掛けて取り組む問題解決型の授業。学部創設から2年目の1995年に始まり、今年で19年目を迎えた。授業では、政策科学部の5つの研究領域である「行政政策」、「組織経営」、「国際政策」、「環境都市」、「情報文化」に基づき、学生たちが自主的にテーマを設定。テーマに基づき、担当教員のサポートのもと、研究スケジュールを決め、文献調査やフィールドワークを行う。コンテスト型となっており、学生たちが研究成果を中間発表会、二次選考会を通じて発表し、教員の審査により最優秀プロジェクトが選ばれるのも特徴である。
 中間発表会では、学生たちが「地域活性化におけるゆるキャラ政策~ゆるキャラの役割と可能性~」、「茨木の防災に関わる組織の連携」、「尖閣諸島をめぐる日中間の対立から見るナショナリズム」、や、「カンボジアの学校における教育問題」など、ローカルからグローバルな課題まで取り組み、現地の行政や学校などでの調査や、調査結果をもとに考えた解決策の発表を行った。ポスターの他にも調査データなどのレジュメを別途配布するプロジェクトや、全て英語で発表を行うプロジェクトなど、それぞれに工夫が見られた。発表後には教員が質問を行い、活発な意見交換が行われた。

 「龍安寺参道商店街の活性化に向けて」というテーマで発表をしたプロジェクトの姫野紗季さんと川上萌仁香さんは、「大学や観光地の近くの商店街なのに何で学生や観光客があまり利用しないんだろうと疑問に思い、取り組むことを決めた。ヒアリング調査から、大学の正門の位置が変わったことや、バスの路線が廃止されたことなどが大きな原因だと分かってきた。今後は通行量調査なども行い、顧客ターゲットを設定して活性化への政策提言を行いたい」と述べた。「ハワイのサスティナビリティ」について発表を行った河野優花さんは、「授業では様々な分野や理論を学ぶが、これまで学んだことがどうつながるのか分からなかった。研究入門フォーラムを通じて、現地調査や情報をまとめる際に学んだことを使う機会が多く、知識を整理することができた。とても充実していると思う」と述べた。授業を担当する小幡範雄教授は、「まだまだ問題意識の甘いところや、ヒアリングが十分でない部分もあったが、まだ成果報告書の提出までには3ヵ月程度あるのでしっかり詰めて良い提言をしてほしい。自分たちが不思議だと思ったことに対して、課題を設定してチームで取り組むことは、今後、専門や卒業研究でも生きる重要なことだと思う」と述べた。

■研究入門フォーラムの詳細はこちら

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