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PICK UP : 2013 年

 

2013年11月08日掲載

第26回京都教育懇話会 日本の未来と人づくり「女性の生き方探究‐わたしが22歳で起業したきっかけ」を開催

 10月28日(月) 京都まなびの街生き方探究館にて、第26回京都教育懇話会〈日本の未来と人づくり〉「女性の生き方探究‐わたしが22歳で起業したきっかけ」を開催した。今回は、公益財団法人京都高度技術研究所 経営・新事業創出支援本部長の孝本浩基氏と大学卒業後22歳の若さで「株式会社和える」を起業し、日本の伝統工芸の良さを次世代へと伝える活動をしている矢島里佳氏を講師に招いた。孝本氏が問題提起を、矢島氏が基調講演を行った。矢島氏は、女性の社会進出が進められるなか、その背景の認識を深めるとともに、実際に活躍しておられる女性からその経緯と実際について語った。また、後半は会場の高校生や大学生を中心に、矢島氏と孝本氏との質疑応答を行った。

 取締役社長として社員との係わり方に対する質問に矢島氏は「会社全体よりも社員それぞれの気持ちを大事にしながら、仲間として本音でぶつかり合うことが大切だ」と語った。また、高校生が社会人と交渉をする上での悩みを持つ高校生へは、「交渉というのはyes/noの二択に迫られてしまう気がするが、『友達になる』ことから始めれば一緒にどうより良くしていくかを考えることができるのでは」と助言した。孝本氏も、「形式的な面よりも、まずは良し悪しにこだわらず飛び込んでいく中で良さがわかってくる」と述べた。

 また、海外に進出についての質問に対して矢島氏は「海外進出を考えてはいるが、日本人が日本の伝統産業に興味がなく無知な現状では、海外の人にその良さを伝えようとしても伝わらないと思う。だからこそ赤ちゃんの時から日本人に日本の伝統産業に興味をもってもらうことが大事だと思い今の活動を始めた。まずは、小さい頃に『和える』が作った商品を使って育った子供たちが将来日本の伝統産業に興味を持ち、日本の伝統産業を支える担い手となってほしいという願いを叶えたい」と述べた。

参加した高校生は、「お二人の思いを多くの若者に知ってもらうためには、まず私達が問題意識を持ち、日本の現状を知る中でどうやったら日本の伝統産業を支えていけるのかを一人ひとり考えていくことが大事だと思いました」と感想を語ってくれた。


 当日は平日の夕方にも関わらず、学生や社会人合わせ約120名が参加。特に、質疑応答では、高校・大学生ならではの熱心な質問がいくつも挙がり、楽しくかつ参加者の今後の糧となる充実した内容となった。

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