PICK UP : 2013 年
2013 |
2013年10月22日掲載
「BOOKS FOR BOOKS ~立命館の本活~」で購入された図書の利用が立命館小学校で始まる
立命館学園では、卒業生・保護者・教職員・一般の方々から送られた書籍の買取額を寄付金として図書を充実させる「BOOKS FOR BOOKS~立命館の本活~(以下、B for B)」を2013年3月末より実施している。この趣旨に賛同いただいた方々から多くの書籍が寄贈され、活動開始からこれまで約半年で約2万2000冊の書籍が集まっている。
立命館小学校では「B for B」の趣旨に賛同した保護者会が、プライマリーデー(保護者会主催のイベント)開催に合わせて、保護者に読み終わった書籍等の送付を呼びかけた。結果、のべ614件2,535冊の書籍が集まった。この度、これらの買取額を寄付金として1~6年生の必読書(約40冊)を購入、この10月下旬より利用が開始される。
立命館小学校ではこの書籍の利用開始に先立ち、「本への感謝の気持ち」や「本の大切さ」を児童たちが再認識して読書に励むことができるよう、「読書の時間」において「B for B 」の活動が説明され、児童たちは関心を持って話を聞いていた。
立命館小学校では「読書の時間」などを通じて、児童が日常的に読書に取り組んでおり、図書の貸出件数は年間10万冊、一人当たり年約140冊に及び、年間600冊を超える児童もいるという。「B for B」によって購入された図書を通じ、立命館小学校での読書の取り組みの更なる向上が期待される。
