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PICK UP : 2013 年

2013
 

2013年10月16日掲載

理工学部・宗本晋作准教授及び大学院生による企業と共同研究デザイン住宅が「グッドデザイン賞2013」を受賞

 2013年10月1日、理工学部・宗本研究室の大学院生2名がデザインに関わった住宅が「グッドデザイン賞2013」を受賞した。
 このプロジェクトは、株式会社タナカヤ(本社:滋賀県)、株式会社ルポハウス(本社:滋賀県)の共同プロジェクト。理工学部・宗本准教授の研究室から、岩井宏樹さん(理工学研究科建築都市デザインコース2回生)と中川洋輔さん(理工学研究科建築都市デザインコース2回生)が参加した。
 住宅一次取得者層と呼ばれる若年層も、高齢者も所得減少により、持ち家を持つことが難しくなっていると言われている。そこで、地域に根付いた企業と大学が連携し、地元の定住者を増やし、街の活性化に繋がる住宅を提案することが大切であると考え、このプロジェクトが発足した。

 「ふたこぶハウス」と名づけられたこの住宅は、その名のとおり、「ふたこぶ」と呼ぶ4つ折りにした屋根が特徴。屋内は、2つの階段により、間仕切りを変えずとも生活に合わせ1~4LDKにも使うことができるように設計されている。空間を緩やかに仕切り、空間の使い方を可変にする「1〜4LDKプラン」は、時間と共に変化する家族構成やライフスタイルに柔軟に対応し、世代を問わず住むことがでる。また、特殊な工法を使わず、在来工法を使用し、地元の一般的な工務店や大工の技術で施工を可能にしたことで地域産業の活性化を促すことも狙いとして持ち合わせる。

 プロジェクトに関わった岩井さんは「今の当たり前となっている『○LD』」の住宅というのは、家族構成が変わっても、家族の住み方が変わっても、家を変えることはできません。このふたこぶハウスだと、家族の人数の増減、家族の成長に合わせて部屋を好きなように選べ、その日の服のコーディネートを選ぶように住まい方を変えることができます。またふたこぶが緩やかに空間を仕切り、緩やかに家族をつなげることで新しい家族同士の距離が生まれるのではないかと思います。1家族が永くこの家で住み続けられることを想定して考えました。住宅でグッドデザイン賞に選ばれた、というのはとても驚きでもあり光栄でもありました。1/20の模型で作った通りの住宅が完成し、実際に見たときはとても嬉しかったです。この住宅で、家族に快適な生活を過ごしてもらえる事が望みです。」と、受賞の喜びを述べた。
 また、中川さんは「私たちは主にグッドデザイン賞審査会用の模型制作を行いました。大学の設計課題では自分で図面を引き、模型を作るところで終わりなのですが、今回は1/1のスケールで建築が完成したことに感動しました。さらに、将来その空間に誰かが生活するということを想像するとすごくわくわくします。住み手によって空間の使われ方が変化することを想定し計画していますので、実際に空間が使われ、生活感溢れる状態でもう一度見てみたいと思います」と述べた。


住宅の一般販売は未定。
詳細はこちら→ 株式会社タナカヤ  TEL077-554-2117

<グッドデザイン賞とは>
「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度。その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けている。


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