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PICK UP : 2013 年

 

2013年09月12日掲載

生命科学研究科博士前期課程1回生の杉本菜々さんが「2013年日本液晶学会討論会」にて虹彩賞を受賞

 9月8日から10日にかけて大阪大学豊中キャンパスにおいて開催された「2013年日本液晶学会討論会」にて、本学生命科学研究科博士前期課程1回生の杉本菜々さん(応用化学コース・高分子材料化学研究室)が虹彩賞を受賞した。
 杉本さんは、生命科学研究科の堤治准教授の指導のもと研究に取り組み、今回、「金錯体を利用した発光性キラルネマチック液晶材料の発光挙動」というテーマでその成果を発表し、受賞となった。
 受賞をうけ杉本さんは、「液晶学会討論会において虹彩賞を受賞することができ、大変うれしく思います。受賞の発表があった時は本当に驚きましたが、自分自身の発表が認められたという自信につながりました。今後も今まで以上に研究に励み、内容を発展させていきたいです」と感想と抱負を述べた。

≪指導教員である堤治准教授のコメント≫
 「一般的な発光性の有機化合物は、固体などの凝集状態において発光効率が著しく低下することが問題となっています。そこで我々は固体中でも強い発光を示す材料を合成しようと考え、固体状態でも強い発光を示すことで知られる金(Au)錯体に注目し、いろいろな構造の錯体の開発を行ってきました。今回、杉本さんは、不斉炭素をもつ全く新しい金錯体を世界で初めて合成し、この化合物が室温より少し高温に加熱することで液晶状態(キラルネマチック相)になることを発見しました。合成した錯体は固体中や液晶相でも強く発光することが確認されました。また、分子の構造と分子の並び方を変えることで発光色を制御できることも見いだしました。このような研究成果が評価され、今回の受賞に到りました。キラルネマチック相で発光させることで、レーザー発振など非常におもしろい機能を示すと予想されており、今後の研究の発展が楽しみです」。

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