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PICK UP : 2013 年

2013
 

2013年09月11日掲載

安倍昭恵内閣総理大臣夫人がアブダビ首長国王立科学技術系高等学校 短期留学プログラムの修了式に来校

 9月7日(土)、安倍昭恵内閣総理大臣夫人が立命館宇治中学校・高等学校において開催されたアブダビ首長国王立科学技術系高等学校 短期留学プログラムの修了式に参加した。修了式には在日本アラブ首長国連邦大使館、経済産業省、コスモ石油株式会社、アブダビ石油株式会社からの来賓、長田豊臣・学校法人立命館理事長など多くの関係者が出席した。
 国際協力事業の一つとして学校法人立命館はコスモ石油株式会社、アブダビ石油株式会社と協働で2011年9月よりアブダビ首長国王立科学技術系高等学校(ATHS)において日本語教育プログラムを実施している。その活動の一環で、8月29日(木)からATHSの高校生14名が来日し、立命館宇治高等学校において日本語学習や生徒との交流、企業や立命館大学において最先端の科学技術の見学などを行う短期留学プログラムに参加し、9月7日(土)が修了式となった。
 今回の安倍内閣総理大臣夫人の来校は2013年5月に安倍晋三内閣総理大臣がアブダビを訪れた際に、安倍内閣総理大臣夫人がATHSで日本語教育プログラムに参加する現地の女子生徒と懇談し、日本での再会を約束されたことから実現したもの。修了式のスピーチではアブダビと日本の生徒に向け、「皆さんがアブダビと日本のかけ橋になってほしい。それが世界平和にもつながっていく」と期待の言葉を述べられた。立命館宇治高等学校のチャールズ・フォックス校長は、「交通や通信の発展によって“小さく”なった世界でこの様な相互交流をすることはより良い世界を作っていくために不可欠である。出会いに感謝すると同時に、再び会えることを心待ちにしている」と挨拶。また、岡部敬一郎・コスモ石油株式会社名誉会長、長田理事長からはアブダビにおいて日本語教育プログラムを実施することとなった背景や生徒たちへの期待が述べられた。修了式終了後のアブダビの女子生徒との懇談会では、安倍内閣総理大臣夫人が「皆さんの夢は何ですか」と投げかけ、生徒は「世界で活躍するエンジニアになりたい」と述べるなど様々な意見交換が行われた。
 修了式の後、アブダビと立命館宇治高等学校の生徒達が互いに別れを惜しみ、再会を約束して抱擁し合う姿なども見られた。

 学校法人立命館では、国際社会の発展に寄与する国際協力・国際貢献への取り組みを21世紀社会の中で教育機関が果たすべき役割と認識し、国際協力事業を学園の重要な柱の一つとしている。
 2013年5月にはアブダビ首長国の文部科学省に相当するアブダビ教育評議会(ADEC)とコスモ石油株式会社、アブダビ石油株式会社と覚書を締結し、アブダビ首長国との教育連携強化を行うこととしている。

アラブ首長国連邦での日本語教育プログラム提供に関する覚書締結

アラブ首長国連邦における日本語教育の充実に関するADECとの覚書締結について

立命館大学の国際協力・国際貢献の取り組みはこちら

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