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PICK UP : 2013 年

2013
 

2013年08月02日掲載

大学院生のための新しい研究環境を考えよう 「大学院生のための新しい研究環境創造ワークショップ」を開催

 7月31日(水)、大学院生のための新しい研究環境創造ワークショップの第2回目を開催した。

 本ワークショップは、人文社系大学院生のこれからの研究スタイルやそれに必要な研究環境モデルを考えることを目的としたワークショップである。これからの大学院生には、どんな研究環境が必要か、大学院生のための新しい研究環境を院生自らに創造・提案してもらう場として衣笠大学院課が主催した。この場で学生(大学院生・学部生)から出された提案は、大学のこれからの大学院政策や、今後の各キャンパスでの施設整備の参考とすることも視野に入れられている。

 今回のワークショップでは、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス(BKC)・朱雀キャンパスから様々な研究科の大学院生が集まり、他大学施設の視察として同志社大学今出川キャンパスを訪問した。ワークショップの冒頭では、西田亮介・先端総合学術研究科特別招聘准教授が、本ワークショップ全体の趣旨説明と第1回目のワークショップの内容の振り返り、今回の他大学視察でのポイント等を伝えた。  

 今回訪問した良心館ラーニング・コモンズは、アイディアを形に変えていくための様々な装置やサポートを配置した自習空間になっている。大規模なプレゼンテーションができる空間や、様々な形態のグループワークができる空間、プリントステーション等が用意されており、見学した際にも多数の学生が利用していた。

 1回目のワークショップでは「他の研究科の院生とも交流する場や機会がほしい」、「声を出して話し合える場所と集中して研究する場所の線引きがあいまい」といった意見が多くでていたが、既存の施設環境と利用している学生の様子等を実際に見聞きしてみることで、「こういった空間であれば、研究スタイルのすみわけもできそう」、「気軽に話ができる場所がたくさんあってつながりが作りやすそう」といったより具体的な意見交換が活発になされた。

 本ワークショップは、次回の第3回目を8月6日(火)15時から朱雀キャンパスで行い、全3回のまとめとする予定となっている。これまでの回に参加できなかった大学院生や大学院に興味のある学部学生の参加も引き続き募集している。

問合せ先:衣笠大学院課(075-465-8195、gspr@st.ritsumei.ac.jp)

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