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PICK UP : 2013 年

2013
 

2013年07月19日掲載

アメリカン大学・立命館大学協力関係20周年記念特別ワークショップ「Regional Security in Southeast Asia: Prospects and Challenges」を開催

 7月5日(金)、衣笠キャンパスにおいて、アメリカン大学・立命館大学協力関係20周年記念特別ワークショップ「Regional Security in Southeast Asia: Prospects and Challenges」(国際関係研究科およびR-GIRO研究プログラム「新しい平和学にむけた学際的研究拠点の形成」共催)を開催した。

 ワークショップでは、アメリカン大学と立命館大学からあわせて3名の著名な研究者が、アジア太平洋地域の安全保障におけるアセアンの影響力増大や東南アジアの地政学的重要性の高まりについて、それぞれ異なる視角から焦点を当てた報告を行った。

 アメリカン大学のベンジャミン・ジェンセン氏は、“Evolution of Security Architecture in Southeast Asia”と題する報告で、アジアにおける安全保障アーキテクチャーや国際関係を歴史的観点から検討した。同じくアメリカン大学のアミタフ・アチャリア氏は、“ASEAN and Security in Southeast Asia”と題する報告で、東南アジアの安全保障問題におけるアセアンの果たす役割、これまでの成果、将来の課題を検討した。そして立命館大学の本名純・国際関係学部教授は、“Bringing Human Back In”と題する報告で、東南アジアにおける非伝統的安全保障に対する協力関係について新たなパラダイムの形成という観点から検討した。

 会場に詰め掛けた80名を超える国際関係学部生、研究科院生、教員からは、3名の報告に対する多くの質問やコメントがなされ、東南アジア地域の安全保障における日本の役割や日本の東南アジア外交、アジアの領土問題などについて活発な質疑応答が行われた。

 アメリカン大学と立命館大学は、Dual Master’s Degree Program, Dual Undergraduate Degree Program といった人材育成分野、教員交換等の研究分野において緊密に連携・協力を行っており、本ワークショップもその一環で実施された。本年12月には、両校の20年にわたる協力関係を記念した式典・シンポジウムの実施も予定されている。

立命館大学大学院国際関係研究科 共同学位プログラム(DMDP)

立命館大学・アメリカン大学共同学位プログラム(DUDP)

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