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2013 |
2013年07月18日掲載
2人の経営学部人、オックスフォードでの学びを学生に語る
経営学部が7月8日(月)にびわこ・くさつキャンパス(BKC)にて開催したセミナーで、英国オックスフォード大学の大学院で学んだ2人の経営学部人が、50名を超える参加者にオックスフォードの大学院生活の醍醐味を縦横に語り、参加学生からの熱心な質問に答えて、立命からオックスフォードなど世界有数の大学への留学に参加者らを誘った。
このセミナーは、去る1月17日(木)に同じく経営学部が開催したセミナー(注①)に続く第2弾。1月と同様、オックスフォード大学大学院で昨年、修士号を取得した本学経営学部卒業生・重本祐樹(しげもと・ゆうき)氏が前半のメインスピーカーとして登壇。出席者の反応を引き出しながら、自らの経営学部生時代の学びと海外留学(氏は経営学部独自の留学プログラムBusiness Studies Abroad Ⅳで英国レディング大学に留学)の経験を紹介。その成果を活かしつつ、オックスフォード大学院入学を果たすまでの勉強の足跡を振り返り、「その気になれば、ここにいる立命の経営学部生諸君にも十分可能だ」と述べて、会場の後輩たちにエールを送った。重本氏は、今年10月には、英国が誇るもう一つの世界的大学であるケンブリッジ大学の大学院博士課程に進学し、専門のデザインとイノベーションに関する研究をさらに進める。今回は秋の渡英を前に、ぜひまた現役の経営学部生らと、「オックス・ブリッジ」も視野に入れた国際的な学びについて語りたいという同氏の熱意が、2度目のセミナー開催をもたらした。
セミナー後半では、重本氏に加えて、オックスフォードの大学院で同氏の先輩にあたる琴坂将廣(ことさか・まさひろ)経営学部准教授が2人目の講師として登壇し、両講師が即興の対談を通じて、世界中から俊英が集まるオックスフォードでの学びと生活の魅力、立命の経営学部生がオックスフォード留学をめざす際の心構えや準備などについて、わかり易く語った。コンサルティングで世界的に知られるマッキンゼー・アンド・カンパニー勤務を経て、オックスフォード大学大学院で博士号を取得し、今年4月から本学経営学部教員となった琴坂准教授は、2013年度から募集が開始された、立命からオックスフォード大学の夏季研修に行ける学生派遣プログラム(注②)-2013年度はすでに締め切られたが2014年度以降も募集の見込み―を紹介し、「こうした短期留学やその他の留学プログラムを活用し、立命生が更に世界に飛び立って行くことを期待しています」と語って、セミナー終了後も参加者の数々の質問に答えていた。
