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PICK UP : 2013 年

2013
 

2013年06月27日掲載

ワークショップ「グローバル・ガバナンスとNGO:武器貿易条約(ATT)国連交渉」を開催

 6月18日(火)、衣笠キャンパスにおいて、ワークショップ「グローバル・ガバナンスとNGO:武器貿易条約(ATT)国連交渉」(国際関係研究科およびR-GIRO研究プログラム「新しい平和学にむけた学際的研究拠点の形成」共催)を開催した。

 講師を務めたのは、現在、特定非営利活動法人オックスファム・ジャパンで軍備管理・軍縮や人道・安全保障分野のポリシー・オフィサーを務め、国連での武器貿易条約交渉会議に参加する夏木碧氏。ワークショップで夏木氏は、条約採択をめぐる国連交渉の内幕や通常兵器の移転に関する国際規制の歴史と現在について語った。まさに先日まで国連交渉の場で活動していた夏木氏の臨場感ある話は、参加者は国益が絡んだ国連交渉をめぐる各国の思惑や駆け引きの様子、そしていかにコンセンサスに到達することが難しいかなどを学ぶことができるものとなった。また、こうした交渉におけるNGOの役割や報道するメディアの在り方についても示唆に富む講演であった。

 参加した30名を超える国際関係学部生、研究科院生、教員からは、武器貿易や国連交渉について多くの質問やコメントがなされ、活発な質疑応答が行われた。


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