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PICK UP : 2013 年

2013
 

2013年04月16日掲載

-模型の街に記憶を吹き込む-「記憶の街 ワークショップ in田老」を開催

 4月9日(火)~14日(日)の期間、岩手県宮古市の田老地区で、震災前の街並みの記憶を辿る企画「記憶の街 ワークショップ in田老」が開催された。このワークショップは、震災によって失われた街を模型で復元し人々の暮らしや街並みを保存・継承を目的とした「失われた街-模型復元プロジェクト-」(※)の一環である。仮設集会所ODENSE建設で宮古市と縁のある理工学部の宗本研究室が田老地区を担当し、研究室のメンバーや理工学部建築都市デザイン学科の学生らの手によって、震災前の田老の街が1/500の白い模型で復元された。
 ワークショップは、9、10日は田老公民館、11日~14日はグリーンピア三陸みやこで行われ、住民の方からの話を参考にしながら、模型の色付けや、建物の大きさや形などの修正作業が行われた。連日、多くの住民の方がワークショップに参加し、自ら色付けをしたり、学校や運動場の様子を丁寧に説明するなどの姿が見られた。また、模型を見ながら「この道を通って避難した」「ここまで津波が押し寄せてきた」など震災当日の様子を語る参加者の言葉に、学生は真剣に耳を傾けていた。
 今回のワークショップに参加した感想として、「とても細かく復元してくれて嬉しい、感動した」「少しずつ田老の街並みの記憶が薄れていたが、思い出すことができて良かった」という声が聞かれた一方、「震災以前のことを思い出すと寂しさを感じる」という声も聞かれた。
 街並みを再現し完成された模型は、住民の方々に見てもらえるように、田老地区で展示される予定である。

※「失われた街‐模型復元プロジェクト‐」
2011年3月発足。槻橋修神戸大教授と研究室が中心となり企画。震災発生後の失われた街や村を1/500の縮尺の模型で復元し、地域に育まれてきた街並みや環境、人々の暮らしの中で紡がれてきた記憶を保存・継承していくことを目指している。

プロジェクトホームページ

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