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PICK UP : 2013 年

2013
 

2013年01月16日掲載

Project-based English Program最終成果発表会開催中

 昨年末から年始にかけて、本学生命科学部・薬学部の英語プログラム「Project-based English Program」の最終成果発表会が開催されている。同プログラムは、2008年度の両学部開設時より、グローバル規模で様々なプロジェクトが展開されているライフサイエンス分野において活躍するために必要とされる発信型の英語能力を身につけるために組まれたものであり、Projects とSkill Workshopsの2つの柱で構成されている。Projectsでは学生各自がプロジェクトを組み、その成果を英語で発信し、Skill Workshopsでは発信に必要な英語能力と運用スキルを磨いていく。発信機会の少なかった高校までの英語学習で培った英語能力は、このように発信する機会を設定することで、発信型英語能力に変わっていく。事実、学生たちは、日常生活、クラブ活動等、自分の身のまわりにある関心事のテーマに始まり、発表回数を経るにつれて専門的なテーマへと移行していく中で、同能力を向上させていく。また、特段試験対策をしていないにも拘わらず、受講生全体のTOEIC-IPの平均点が、右肩上がりに伸びてきていることも同プログラムの成果の一つといえる。
 1月9日には、3回生と大学院生の受講生が、各自が選択した専門分野のテーマに基づき取り組んだ研究プロジェクトの最終成果発表を行った。受講生たちは会場となったコラーニングハウスⅢの通路に掲出されたポスターの前でプレゼンテーションを行い、多くの聴講者の質問に対応した。土壌の栄養バランスについて研究発表を行ったタイからの留学生のチャリー・コンウィチアンさん(生命科学研究科M1)は、「日本に来て初めて英語で勉強をした。英語で発信されている様々な知識情報を吸収し、卒業後はタイに戻って農業の発展に資する研究に取り組みたい」と語ってくれた。また、脊椎損傷からの回復に関する展望について発表をした馬場滉久さん(生命科学部3回生)は、「専門分野を英語で発表するに当たり、たくさんの英語の論文を読み込むなど深い探究に取り組む機会を得た。自分自身にとって非常に刺激的な経験となった」と語ってくれた。
 同プログラムを担当する鈴木佑治教授は、「受講生はチームで学び合いながら英語発信能力を高めている。教える側も教員、職員、そしてアウトソーシング先の企業がチームワークをしながらこのプログラムを構築し、運営している。関係者が一体となって取り組むことによる成果の状況を実感して欲しい」と述べた。また、「自分たちの経験を生かそうと、受講生の中には私たちと共に福島から山形へ避難している子どもたちへ英語を教えるプロジェクトに参加してくれている者がいる。大学での学びを社会貢献にまで発展させていることも大変興味深い」と受講生の成長を心から喜んだ。
 この後も同プログラムは回生ごとに最終成果発表が続く。決して流暢とはいえないまでも懸命に自身の関心ごとについて英語で発信する1回生から、専門分野の研究成果をジェスチャーを交えながら明快な英語で発信する3回生以上の受講生に至るまで、主体的に英語を学ぶ学生たちの声が、コラーニングハウスⅢに響き渡る。

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