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2012年12月14日掲載

立命館大学文学部キャンパスアジア・プログラム特別講座 姜萬吉・高麗大学高名誉教授講演「東アジア史の未来のために」を開催

 12月7日(金)、衣笠キャンパスにおいて、立命館大学文学部キャンパスアジア・プログラム特別講座 姜萬吉・高麗大学高名誉教授講演「東アジア史の未来のために」を開催した。

「キャンパスアジア・プログラム」は日中韓の文部科学省が共同で推進し、参加大学が共同カリキュラムの運営を通じて、東アジアの未来を担う若者を育成するプログラムである。立命館大学は広東外語外貿大学(中国広州)、東西大学(韓国釜山)と共同で、東アジア次世代人文学リーダーを育成することを目的として、三大学から選抜された学生が「移動キャンパス」という仕組みで構築された共同カリキュラムを含め、4年間履修するプログラムを実施。今回は、本プログラムの特別講座として、姜萬吉・高麗大学高名誉教授講演を講師に招き、「東アジア史の未来のために」と題して開催された。

 冒頭に姜名誉教授は、20世紀前半期から現在にまでを歴史的観点から考察し、日本、中国、朝鮮という「東洋三国」の文化的なつながり、急速に進んだ日本の近代化から不幸な世界大戦、そして戦後から現在に至るまでの「東洋三国」を取り巻く世界情勢の変化を、当時の歴史的な背景を加えながら解説した。第二次世界大戦末期、日本の敗戦の時期が変わっていれば、朝鮮半島が分断されることはなかったのではないか、といった当時の詳細かつ興味深い解説が展開された。

 今後の東アジアについては、「『ASEAN+3』に社会主義国でありながら参加している中国やベトナムと同様に、完全統一前であっても韓半島/朝鮮半島の北東部が東北アジア共同体と東アジア共同体に入ってこそ、21世紀の東北アジアと東アジアの平和が保障される」と、共同体の中での対話を通じた課題の解決の重要性を語った。
 
 本講演会には、学生、教員、そして一般の聴講者を含む約150名もの参加者が集まった。質疑応答では、「朝鮮民主主義人民共和国に対する援助のあり方」や「平和の定義」など、時間内に収まらないほどの多くの質問が姜名誉教授に投げかけられ、姜名誉教授も一つひとつの質問に対し丁寧に答え、盛況の中、講演会は終了した。

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