PICK UP : 2012 年
2012 |
2012年10月23日掲載
研究活動に必要なマネジメント法を学ぶ 「研究会企画とマネジメントセミナー」を開催
去る10月2日(火)と9日(火)に衣笠キャンパスにて「研究会企画とマネジメントセミナー」を開催した。本セミナーは、博士キャリアパス推進室が主催する「大学院生のための自己力向上支援プログラム」の一つである。
本セミナーは、本学において2012年度に「大学院学生研究会活動支援制度」が創設されたことに伴い、大学院生が研究会活動を行っていくために必要な企画立案方法や、研究会をマネジメントしていく方法について学ぶ目的で開催された。
セミナーでは、西田亮介・先端総合学術研究科特別招聘准教授から「研究会とは何か」「研究会を主催することのメリット」「研究会を企画する際におさえておくべきポイント」について講義があった。その後、参加者でKJ法(※)を用いた研究会テーマの設定や実際に研究会の企画書を作成するワークショップを行った。西田准教授は、大学院生を含む若手研究者が研究会を主催するメリットとして「研究を通じた学びや交流、自身の研究を周知してもらう機会はもちろん、研究者としてのプレゼンスを獲得することで、学会発表や論文執筆などの若手研究者に必要な業績・キャリアにつながる可能性がある」と語った。
受講生からは、「研究会は、参加者のインセンティブや研究の成果を考えた上で企画することが大事だと分かった」「このセミナーで研究会を企画し、運営するメソッドが明示化されたので、今後、研究会を企画する際に役に立つと思う」などの感想が寄せられた。
(※)データの整理方法
