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2012年08月10日掲載

第21回京都教育懇話会 「日本の未来と人づくり―志を培う教育を考える」を開催

 8月7日(火)、朱雀キャンパスにて、第21回京都教育懇話会「日本の未来と人づくり―志を培う教育を考える」を開催した。

 第一部では、京都市長の門川大作氏の基調講演の後、京都市教育委員・スポーツコメンテーター(バルセロナ五輪シンクロナイズドスイミング銅メダリスト)奥野史子氏、京都サンガF.C.ゼネラルマネージャー祖母井秀隆氏、コーディネーターに京都市立洛陽工業高等学校校長の恩田徹氏を迎え、パネル討議を展開した。
 門川氏の基調講演では「今の世の中は生活に余裕がなく、目の前のことや自分のことを優先して考えてしまう傾向がある。このような時代の中で原点を振りかえり、自分の考えを言葉にして人に伝える事で自分自身の志を持つことができ、成長につながる」と語った。そして、門川氏は「今、日本人に欠けているのは、胆識(何が何でもやりぬく力)である。若者は夢に向かって進んでいかなければならない。志を持って行動する事は、人間だけに与えられた能力である。胆識を培うためには、思っていることを口にして自分を追い込み進化させることが大切」と門川市長は提言した。
 パネル討議では、奥野氏が自身の経験を踏まえ、「理不尽は人を強くする。世の中は理不尽な事ばかり、逃げないで向き合わなければならない」と語った。次に、祖母井氏は、「今の日本は、自分で判断する前に、誰かが注意し、教えてくれる。これは海外では考えられない事。実際自らが判断しなければならない境遇に陥った時、適切な判断を下せるのか」と問題を提起した。
 実際に教育の現場に携わっているコーディネーターの恩田氏は、「今の日本では子どもが障害にぶつかると、それを親が取り除く傾向がある。子どもに親切すぎる。強い子どもを育てるには、困難に直面することや自分でものごとを判断して実行する経験が必要」とまとめた。

 続いて、第二部では、会場からの質問を受け付けながら、パネリストと高校生・大学生との討議を中心に展開。「スポーツや部活を通して学べる事はなにか?今の教育は生徒に対して優しすぎるのではないか?」といった意見が会場の参加者から出され、活発な議論が行われた。

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