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PICK UP : 2012 年

2012
 

2012年07月18日掲載

立命館大学で、エジプトの大学職員が大学運営について学ぶ~“オールジャパン”が支援するエジプト工学系大学の幹部研修を実施~

 7月5日(木)から7月19日(木)にかけて、中東・アフリカ地域の“工学教育・研究活動の拠点”を目指して2010年に開校した「エジプト日本科学技術大学(略称E-JUST; Egypt-Japan University of Science and Technology)」の幹部職員が、立命館大学を訪問し、2週間の研修を行っている。

 E-JUSTの設立構想段階から、大学の組織体制や運営計画、教育プログラムの策定に、日本政府や立命館大学を含む国内12大学・産業界などが連携して「オールジャパン」体制でエジプトの大学づくりに協力している。立命館大学での2週間の研修では、日本の大学運営に関する戦略や実務について学び、E-JUSTの運営において導入するための行動計画を策定することを目的として、人事や財務・経理、教務など大学運営に必要なスキルを学んでいる。

 7月11日(水)には、「大学のミッションやビジョンを達成するための組織体制」をテーマにした、立命館大学の若手職員との座談討論会も実施し、人事異動の仕組みや職員の働く動機づけなどについて白熱した議論を展開した。研修生のネルミン・ナディーフさん(E-JUST人事課)は「今回の研修では、日本の大学職員のマインド、そして日本の文化を学びたいと考えています。また、ここで学んだ日本の大学のシステムや優れた取り組みをどのようにE-JUSTに合わせて活用できるかについて、考えていきたいと思います。」と抱負を語ってくれた。
 
 研修は7月19日(木)まで実施され、京都大学の訪問に加え、最終日には研修生が策定する行動計画の発表会も予定されている。

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