PICK UP : 2012 年
2012 |
2012年07月10日掲載
産学協同アントレプレナー教育フォーラムを開催
7月6日(金)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)・ローム記念館にて「産学協同アントレプレナー教育フォーラム2012」を開催した。
産学協同アントレプレナーシップ教育プログラムは、起業家に代表される「自立的かつ創造的で起業家精神(アントレプレナーシップ)に満ちた人材の輩出」を目的としており、講師派遣やインターンシップの受け入れなど、協力企業の支援のもとで展開している。本プログラムの活動の一環として、プログラム履修学生のアントレプレナーシップの意識向上と、起業ロールモデルの提供を目的に毎年7月に「産学協同アントレプレナー教育フォーラム」と題したイベント(講演会&交流会)を実施している。プログラム創設8年目となる2012年度は、基調講演に、東証マザーズ・史上最年少上場企業 株式会社リブセンス 代表取締役社長 村上 太一 氏をお招きした。
第1部のフォーラムでは、中西一正・経営学部長の開会の挨拶で始まり、山口俊介・経営学部客員教授が開会趣旨として「産学協同アントレプレナー教育プログラム及びアントレ・インターンシップで学んで欲しいこと」について述べた。
基調講演では、村上氏が「Livesense ~史上最年少上場に至るまで~」と題して講演を行った。その中で村上氏は、起業を志したきっかけから、起業し株式公開に至るまでについて述べ、「とにかく起業はおもしろい。辛い事もあるが、色々な人に影響を与えられ、自身が成長が出来る。起業ほど、おもしろいことはない。」と起業の魅力について語った。
パネルディスカッションでは、村上氏に加え、経営学部の校友である株式会社ソーシャルデザイン 代表取締役社長 福島 有二 氏がパネリストとして登壇し、モデレーターを本学経営学部非常勤講師で株式会社アントレプレナーファクトリー 代表取締役社長 嶋内 秀之氏が務めた。パネルディスカッションの中で、村上氏は「学生時代にやるべきことは、自分の軸をはっきりさせること。自分が何がしたいのか、見つめなおす作業を徹底的にすること。」と述べ、また、福島氏は、「学生時代の起業のリスクについて、リスクは無い、何もしないのが一番のリスクである」と述べるなど、学生に対する激励のメッセージが語られた。閉会の挨拶では、黒木正樹・経営学部教授がアントレプレナー教育プログラムの協力団体・企業に謝辞を述べ、今後の産学協同アントレプレナー教育プログラムのさらなる発展への期待を語った。
第2部の交流会では、学生団体・フォーラム協賛企業・STARTUP直後のベンチャー企業など17団体が出展し、参加学生と社会人の活発な交流がなされ、会場は活気が溢れていた。フォーラムには約200名が来場し、大盛況のうちに幕を閉じた。
