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PICK UP : 2012 年

2012
 

2012年04月10日掲載

2012年度大学院オリエンテーションシンポジウム 「博士課程の地図を描く-大学院から未来のキャリアパスにつなげるために-」を開催

 4月5日(木)、衣笠キャンパスとびわこ・くさつキャンパス(BKC)にて、2012年度大学院オリエンテーションシンポジウム「博士課程の地図を描く-大学院から未来のキャリアパスにつなげるために-」を開催した。本シンポジウムは、博士ポスドク問題の現状と課題、博士号取得後に社会で活躍するために必要な能力・スキルについて、専門家から話を聴き、博士号取得後のキャリアパスにつなげるための博士後期課程の過ごし方について、進学したばかりの大学院生に考えてもらうことを目的としている。衣笠キャンパスとBKCをテレビ会議システムで中継する中、両キャンパスで多くの大学院生が参加した。

 冒頭に、中村正・立命館教学担当常務理事(応用人間科学研究科教授)による開会挨拶が行われた。引き続き、衣笠キャンパスでは樫田美雄氏(徳島大学大学院ソシオ・アンド・サイエンス研究部准教授)、BKCでは進藤秀夫氏(経済産業省産業技術環境局大学連携推進課長)による基調講演が行われた。

 樫田氏は、「若手支援学から見た-博士人材養成の未来」と題して、自身が大学教員として職を得るまでの過程を踏まえ、ルールや今後の展望に不透明さが存在する日本の学術界で、今後、研究者が生き抜いていくためには、新しい分野を切り拓くことや現状をしっかり分析し、対策をとっていくことが必要であることを述べた。また、進藤氏は「産業界で活躍する人材になるために」と題して、博士課程修了者の進路や産業界の求める人材像や企業の潜在的な博士課程修了者へのニーズを詳細なデータを基に解説。企業側、大学側の抱える問題も指摘しながら、博士課程の大学院生に対し、産業界へキャリアパスの可能性を広げる必要性を語った。
 
 その後、衣笠キャンパス、BKCの両キャンパスでゲストを迎え、パネルディスカッションを実施した。衣笠キャンパスでは、佐藤達哉立命館大学研究部長(文学研究科教授)をコーディネータとして、中村常務理事、樫田氏、西田亮介氏(本学先端総合学術研究科准教授)、豊田兼彦氏(関西学院大学司法研究科教授)、岩間優希氏(本学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)をパネリストに迎え実施した。また、BKCでは、牧川方昭・立命館大学研究部長(理工学研究科教授)をコーディネータとして、進藤氏、河野廉氏(名古屋大学ビジネス人材育成センター特任教授)、諏訪正樹氏(オムロン株式会社技術本部技術専門職)、吉光奈奈氏(理工学研究科博士課程後期課程3回生)をパネリストに迎え実施した。パネルディスカッションでは、パネリストから大学院生時代のすごし方や大学教員を目指すにあたっての心構え、産業界での活躍の可能性、そして現在の大学院生の置かれた現状の解説など、大学院生の今後の研究活動への示唆となる話題に関して意見が交わされた。参加者からは、大学院における教員からの指導の受け方や企業における研究活動の状況など、多くの質問や意見が寄せられ、盛況の中、シンポジウムは閉会した。

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