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PICK UP : 2012 年

2012
 

2012年02月16日掲載

岩手県大船渡市の中学校で体力テスト、トレーニング指導を実施

 スポーツ健康科学部の家光素行准教授をはじめとした教員4名、院生2名、学生4名の計10名のメンバーが2月12日(日)~13日(月)岩手県大船渡市立第一中学校において1、2年の生徒の約200人を対象に持久力、柔軟性、筋力などについての体力テストと、体力向上のためのトレーニングプログラムの指導などを実施した。

 大船渡市の中学校は東日本大震災の津波被害で校舎が消失した赤崎中学校をはじめ深刻な被害を受けた。被害を免れた中学校もグラウンドに仮設住宅が建設され、生徒は充分なクラブ活動ができないだけでなく、体育の授業も体育館など限られたスペースで実施せざるを得ないなど、生徒の運動能力の著しい低下が心配される状態にある。

 今回の取り組みは限られた施設の中での効果的な学校体育が実施できる新たなカリキュラムを提案するとともに、それによる体力テストの考案等を行うことを目的としており、文部科学省「復興教育支援事業」にも採択され支援を受けている。

 第一中学校の髙橋走(たかはしそう)教諭は「最新の理論、プログラムの提供もさることながら、もともと運動部以外の生徒は体育の授業以外に運動する機会がほとんどない。震災後は相当な運動能力の低下が見込まれる。現状を把握することができる機会は本当にありがたい」と語る。

 また同校の参加した2年生臺野匠(だいのたくみ)くんは「サッカー部のキャプテンをしていますが、練習場がほとんどなく、いい練習ができていない。チームは県大会の優勝を目指しているので、このトレーニングメニューをチーム全体に呼びかけて実施していきたい。」と目を輝かせた。

 今後は3月に今回の測定データを元にしたフィードバックなどの取り組みを計画している。さらに、大船渡市の他の中学校を対象とした取り組みを進めるとともに、同校での継続的な活動・支援も検討している。

※文部科学省「復興教育支援事業」について(文部科学省ホームページより)
東日本大震災の教訓を踏まえ、被災地の復興とともに、我が国全体が希望を持って、未来に向かって前進していけるようにするための教育(復興教育)を進めるため、被災地における多様な主体による特色ある教育支援の取組や、今後必要となるカリキュラムや教育プログラムの作成を支援するとともに、その成果を全国発信する。


文部科学省ホームページ

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