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HEADLINE NEWS:2015年
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平成27年度(第19回)文化庁メディア芸術祭 功労賞をゲーム研究センター長 上村雅之 映像学部・客員教授が受賞
ゲーム研究センター(※)・センター長 上村雅之は、このたび「文化庁メディア芸術祭 功労賞」を受賞いたしました。
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。
今回、上村センター長が受賞した功労賞は、審査委員会の推薦により、メディア芸術分野に貢献のあった方に対して贈呈されるものです。
上村センター長は、ビデオゲーム勃興期に任天堂株式会社において「ファミリーコンピュータ」の開発責任者を務め、一過性のブームとして過ぎ去る可能性もあったこのジャンルを産業として、そして文化として確立しました。また、2011年度より本学ゲーム研究センターにおいてセンター長を務め、研究者の立場から人類文明を「遊戯」という観点によって再構築するプロジェクトに取り組んでいます。その視野は有史以前の古代文明から近代社会、現代、そしてシンギュラリティ以降といった壮大なスケール感をもつものであり、この度のメディア芸術祭功労賞の贈賞によって、こうしたヴィジョンの共有が期待できる、という理由で受賞いたしました。
■上村雅之・客員教授のコメント
この度、文化庁メディア芸術祭 功労賞を頂く事になり大変驚いております。と同時に、当時開発を共にした人たちばかりでなく、社内の様々な部署や、業界の人たちの大変な努力の成果に対しても贈られた賞であると想うと喜びに堪えません。また、様々な開発を通して「遊び」の重要性を発見でき、その研究を立命館大学に学ぶ学生達と一緒に行う事について評価頂けたことも望外の喜びです。これからも「遊び」の研究者の一人として学生達と共に研究活動を楽しませて頂きたいと考えております。
※ 立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)
ゲームの分野における日本で唯一の学術的機関として、2011年4月に設置。伝統的な遊具や玩具から最新のテクノロジーを用いたゲームまで、幅広いゲームと遊びを対象とし、総合大学の強み、日本のゲームの揺籃の地である京都という立地を活かして、専門的かつ総合的な研究を行う。
