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HEADLINE NEWS:2015年

吉田美喜夫総長の就任記者会見を実施

 1月8日(木)、朱雀キャンパスにおいて、吉田美喜夫総長の就任記者会見を実施しました。
 川口清史前総長も出席され、吉田総長へバトンが渡されました。吉田総長の任期は2015年1月1日から2018年12月31日までの4年間です。

 吉田総長の会見での発言要旨は以下の通りです。

■1968年に入学して以来、学部・大学院を経て立命館の教員として、人生の大半を立命館で過ごしてきた。このたび立命館の総長を務めることになり、その重責に身の引き締まる思いである。

■立命館には、私たちが今後進むべき方向をまとめた学園の中長期ビジョン(R2020)がある。総長である私はこれを着実に実行し、さらに内容を充実させていくことが責務であると考えている。

■2015年は、これまでの国際化を一段高めていく年であり、アジアのリーディング大学を目指すための基盤づくりを始める年にしたい。特に「グローバル化の更なる推進」と「大阪いばらきキャンパスの開設」が重要な課題となる。「グローバル化」に関わっては、昨年、立命館大学と立命館アジア太平洋大学(APU)2校がスーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)に採択された。この成果は立命館がこれまで意欲的に取り組んできた国際化への評価であると受け止めている。なかでも、オーストラリア国立大学(ANU)との協定の具体化を学園全体の国際化の牽引力にしていきたいと考える。「大阪いばらきキャンパス」のコンセプトのひとつは「アジアのゲートウェイ」であり、国際展開の拠点にしていきたい。

■リーディング大学への飛躍には、研究・教育の両輪が重要となる。とりわけ、立命館大学は文科省・科研費採択金額全国私大3位であり、R-GIROに代表される分野横断型・課題解決型の研究も大きな成果を挙げている。今後は研究成果の国際発信を強化して、アジア、さらには世界での存在感を高めていくことが重要となる。

■いま、教育機関は、18歳人口減少という困難を迎えている。このような厳しい環境のもとで「生き残る」という消極的な姿勢ではなく、「選ばれる大学・学園」となるべく教育・研究の質を高め、社会に貢献できる学園づくりを展開したい。

■立命館には、附属校や大学の所属学部・部署の垣根を越えて互いに学園のために切磋琢磨するという「全学」という学園全体を包括する概念があり、学園構成員が一致協力して、教育・研究等の改革に取り組む「教職協働」の文化がある。特に若い世代の教職員にこの立命館の強みを継承してもらいたいと強く願っている。

■衣笠キャンパスの石碑に刻まれている「未来を信じ、未来に生きる」は、私が学生当時の総長・末川博先生の言葉であり、このコンセプトは、R2020「Creating a Future Beyond Borders ~自分を超える、未来をつくる~」にも継承されている。「自己の運命を切り拓いていく場・学び舎」という理念をその名に込めた立命館の長として、児童・生徒・学生たちの未来と学園の更なる飛躍に向け全力で取り組み、その責務を果たしたい。


川口清史前総長(左)と吉田美喜夫総長(右)




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